レギュラー&ハイオクは何が違う? 車種によって燃料が異なるワケとは

世界の地域で異なるガソリン品質

 米国では、オクタン価「91」「95」「100]の3種類に分けられています。また、英国など欧州各国では、オクタン価「95」がレギュラーとされ、ハイオクは「100」と規定されているようです。

レギュラー/ハイオクの違いは、オクタン価の違い
レギュラー/ハイオクの違いは、オクタン価の違い

 細かな数値を記すと英国は「95」「97」「100」の3分類。ドイツとフランスは「91」「95」「100」、イタリアは「95」「98」「100」と、オクタン価「95」がレギュラーガソリンの標準値で、比較的オクタン価が高いのが特徴です。

 しかしながら、なかにはロシアやエジプトなどのように、オクタン価が高いほうの製品でも「95」と、日本のハイオクの規格に届かない国もあります。インドネシアは「92」が最高オクタン価です。

 また、ロシアやエジプトの一部地域で流通しているレギュラーガソリンはオクタン価「80」などという劣悪な製品もあるといいます。

 日本に輸入されているヨーロッパ製のクルマのほとんどが「プレミアムガソリン」を指定している理由は、地域によって異なるガソリンのオクタン価に適合するためです。

 欧州車の多くは、オクタン価「95」の現地でいうレギュラーガソリンを規準に合わせて設計しているため、日本ではハイオクが指定燃料となっています。

【画像】気をつけて! 危険なガソリン給油時の注意点(9枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー