転売目的!? 本当にほしい人が買えない!? あっという間に完売した限定車3選
やっぱりタイプRは別格だった!?
●ホンダ「シビックタイプR」
2020年の夏にホンダ新型「シビックタイプR」が発売される予定です。新型は、2019年まで販売されていたモデルに改良を施したマイナーチェンジにあたり、カタログモデルなため限定販売ではありません。
一方で、2015年に発表された先代の「FK2型 シビックタイプR」は、750台限定で発売されたモデルで、シリーズ初のターボエンジンが搭載されました。
2リッター直列4気筒ターボエンジンは310馬力を発揮し、当時のニュルブルクリンクFF車最速レコードを樹立。
外観には専用のエアロパーツが装着され、電子制御されたダンパーやトルクベクタリングを採用するなど、タイプRに相応しい装備が搭載されています。
販売方法は約1か月の間にホンダのホームページから商談申し込みをおこなうというもので、限定台数を上回る申込みがあった場合は抽選とされていました。
実際は数千もの申し込みがあり、抽選での販売となったようです。
なお、新車当時の価格は428万円(消費税8%込)で、より高性能な現行モデルがあるため、中古車価格にプレミアはほとんどありません。
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2020年2月20日、新型シビックタイプRの発表と同時に、200台限定販売の「シビックタイプR リミテッドエディション」が発表されました。
発売は2020年秋が予定されており、販売方法などはまだ発表されていませんが、おそらく抽選での販売となりそうです。
台数限定販売の問題点として転売目的で購入されるケースも多く、本当にほしいユーザーが手に入れられないという批判があります。
これは日本に限った話ではなく海外でも同様で、品薄にすることでブランドイメージを保つという目論見があるようです。