トヨタ「グランエース」を最速カスタム!? 送迎・カスタム業界の救世主となるか

トヨタが満を持して導入した新型「グランエース」。訪日インバウンドや東京2020オリンピック・パラリンピックで高まる送迎ニーズに対応するべく国内市場で発売されましたが、カスタム市場でも新しいカスタムのベース車として注目を集めているようです。果たして、グランエースは送迎・カスタム業界の救世主となるのでしょうか。

新型「グランエース」にもカスタマイズの波が到来!?

 2019年10月8日に発表され、同年12月16日に発売されたトヨタ新型「グランエース」。インバウンドなどの送迎に対するニーズが高まっていることから国内市場に導入されましたが、早くもグランエースをベースとしたカスタマイズが流行りつつあるといいます。

グランエースはカスタム業界の救世主となるのか?
グランエースはカスタム業界の救世主となるのか?

 新型グランエースは、国内では大きすぎるといえる存在感のあるクルマです。ボディサイズは、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mm、ホイールベース3210mm。室内サイズは、室内長3290mm(8人乗り3365mm)×室内幅1735mm×室内高1290mmです。

 外観デザインは、前方に張り出したセミボンネットや約2mというワイドなサイズを活かした迫力のあるフルサイズワゴンとなります。

 堂々としたフロントデザインは、存在感と高級感をあわせ持ち金属調加飾の大型ラジエーターグリルとヘッドランプを融合させたほか、上下左右に張り出させることにより、迫力のあるフロントフェイスを実現。

 また、グリル枠と連動してヘッドランプに突き刺さるような特徴的なLEDデイタイムランニングライトと、クロム装飾フレームで囲んだ2眼ライトで、高級車に相応しいイメージを表現しています。

 内装は、前席の黒を基調としたインパネに金属調加飾や木目調加飾を配して華やかな演出がされているほか、ディスプレイオーディオをはじめ、スマホアプリが使用できる機能などによって、地図アプリや音楽アプリをディスプレイに表示可能です。

 日本では、ユーザーの多様なニーズに応じて、3列シート(6人乗り)の「プレミアム」と4列シート(8人乗り)の「G」というふたつのグレードを設定しています。

 一般ユーザー向けというよりは、観光業や旅客運送業向けなグランエースですが、カスタム市場ではさまざまなアフターパーツが製品化されつつあります。

 カスタム業界の動向について、グランエースのカスタマイズを手掛けるパーツメーカーは、次のように話します。

「グランエースはワゴンカスタム業界に久々に登場する新型車です。この業界はトヨタ『ハイエース』を筆頭に、日産『キャラバン』などのワゴンのカスタマイズが主流でした。

 しかし、新しくグランエースが登場したことで、既存のユーザー以外に新しいユーザーも加わると予想されており、益々盛り上がると業界では話題です」

※ ※ ※

 現在、グランエースのカスタマイズパーツは、「フロントバンパー」「サイドステップ」「リアバンパー」「マフラー」「サスペンション」「スモークライト類」といったものが、製品化に向けて準備を進めているところが多いよいようです。

 また、カスタムのスタイルは純正のメッキ類を活かしつつ車高を下げているVIP系や、メッキ部分をさらに増やしたオラオラ系、空力性能を考慮したエアロ形状かつホイールで仕上げたスポーティ系など、グランエースをベースにしつつもすでに異なるスタイルが展開されています。

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