マツダ「CX-5」の売れ行きに異変!? ライバル「CX-30」登場で激変した販売状況とは

「CX-5」の売れ行きは「CX-30」登場でどうなる?

 しかし、2019年10月に転機が訪れます。2019年10月にCX-5の販売台数は1126台を記録。前月と比べると34%の水準となります。その後も低水準が続き、12月は912台となりました。

マツダ「CX-30」
マツダ「CX-30」

 この要因のひとつとして考えられるのが、10月24日に発売された「CX-30」の存在です。

 CX-30の全長は、CX-5と150mmの差があるものの、これはCX-8とCX-5の全長差が355mmもあることと比べると小さく、2列シート仕様であるという点も含めCX-5とCX-30はバッティングしやすいです。

 マツダの販売店スタッフは、CX-30について「コンパクトSUVの『CX-3』とミドルサイズSUVのCX-5では囲えないお客さまがいらっしゃいます。その間に位置するCX-30という、おすすめできるサイズのモデルが出てくることは嬉しいです」とコメントします。

 しかし、発売されて間もないCX-30が10月:2525台、11月:2690台、12月:3226台と販売台数を増やすなか、CX-5は割を食らったかたちといえるでしょう。

 マツダは、2019年12月12日にCX-5に新たな改良をおこなうことを発表。AWD性能の強化などをおこなって2020年1月17日に発売しました。

 改良を受けた2020年1月の販売台数は2742台を記録し、2月にはさらに販売台数が伸びる可能性も考えられます。

 しかし、同門であるマツダにCX-30という強力なライバルが存在することは変わらず、CX-5の売れ行きがどのように推移するのか注目されます。

【比較画像】どっちがイケメン?「CX-5」と「CX-30」のカスタム仕様車をみる(32枚)

【知ってた?】SUVに興味ある人は見て! マツダの新SUVとは?

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー