なぜ車の「色付フロントガラス」無くなった? お洒落の象徴「トップシェード」激減の理由
後付トップシェードは車検時に要注意!
トップシェードは、カー用品販売店などで後付けすることが可能です。大手カー用品店のスタッフは、トップシェードについて以下のように話しています。
――純正のトップシェードが無い場合、どうすればいいでしょうか。
当店では、グラデーションフィルムといって、フロントガラスに後付けで貼れるフィルムタイプの商品を取り扱っています。ただ、貼り付ける作業はおこなっていません。
――その理由を教えて下さい。
後付けのフィルムの場合、フロントガラスの上から20%でしか貼れず、その範囲を超えてしまうと車検に通らなくなる可能性があります。透過率なども関係してくるため、お客さまの自己責任で貼り付けていただくことをお願いしています。
――後付けフィルム以外にはどのようなものがあるのでしょうか。
基本的にはメーカー純正の色ガラスで済ませているお客さまがほとんどだと思います。それでも眩しい・遮光したいというお客さまには、グラデーションフィルムではなく、サンバイザーに追加で付けるタイプのバイザーがおすすめで、グレーやイエローなど、色にも種類がありますので、好みに合わせてお選びいただけます。

かつては、後付けトップシェード(フィルム)やスモークフィルムは、カスタマイズのひとつとして定番のアイテムでもありました。
とくに、ひと昔前のスポーツモデルや高級モデルに青いトップシェードが純正で装着されていたことも多く、憧れたユーザーが真似をする形で流行った時期もあります。
法整備の強化や先進機能の進化によって、今後もさまざまなアフターパーツが付けられなくなるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。







