生産台数が少なく、非常にレアなクルマであるLFAですが、浜田山に展示されているLFAはさらに特殊なモデルのようです。

　通常のLFAには無い、カーボンのリアウィングやスポイラーが装備され、色も派手なイエローとなっています。

　LFAには「（トヨタ自動車社長の）豊田章男氏の専用車」も存在するという噂もありますが、このLFAはもしかして、『豊田社長専用車』のうちのひとつなのでしょうか。浜田山のLFAについて、レクサス浜田山店のスタッフは以下のように話しています。

ーーレクサス浜田山のLFAはどのようなものなのでしょうか。

　当店で展示しているLFAは、500台限定のなかで、さらに50台限定とされる「LFA ニュルブルクリンクパッケージ」です。

ーーLFAには豊田章男氏の専用車があるという噂も聞きますが、これはその1台なのでしょうか。

　こちらでは専用車のことはちょっとわからないのですが、当店のLFAは（レクサス浜田山を運営する）トヨタモビリティ東京が所有しているクルマとなります。イベントなどの際に展示されるもので、今回はレクサス浜田山の開店記念として展示しています。

ーーこのLFAは購入できるクルマなのでしょうか。

　残念ながらお売りすることはできません。また、触れたり、シートに座ることもできかねるクルマです。

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　残念ながら、試乗はもちろんシートに座ることもできないとのことでした。

　しかし、レクサス浜田山の他にも、東京都港区高輪にある「レクサス高輪」の2F、レクサスギャラリー高輪にも、LFAの展示車があるとのことでした。

　そのLFAなら、実際に触れたり、座ったりすることはできるのでしょうか。別のレクサス販売店スタッフは、次のように話しています。

「レクサスギャラリー高輪で展示しているLFAも、展示車となっております。そのため、実際にお乗り込みいただいたり、ご試乗いただくことはできません。

　また、展示してあるLFAは、お売りすることもできないクルマとなっております。購入するには中古車しかないと思われますが、レクサスではLFAの認定中古車が出ることが少なく、そういった意味でも希少なクルマとなっております」

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　海外のオークションでは、LFAのニュルブルクリンクパッケージが、9735万円で落札された例もあるといい、それほど価値のあるクルマであるといえます。

　レクサス浜田山では、このLFAを今後もしばらく展示し続ける予定とのことです。