ガソリンスタンドでうっかり! 給油中にスライドドアを開けたらどうなる?
押したり引いたり…給油口の開け方がさまざまある理由とは?
初めて乗るクルマに給油するとき、給油口の開け方がわからなくて戸惑うことがあります。給油口の開け方はさまざまなタイプがありますが、どのような基準があるのでしょうか。
現在のクルマの給油口は、大きく分けてふたつのタイプがあります。
ひとつめは、運転席の足元付近にあるレバーを引っ張るタイプです。座席下にレバーがあるものや、ハンドルの右下あたりに手を伸ばしたところにレバーが配置されている場合があります。
ふたつめは、給油口を手で押すと開くタイプです。古い車種には、専用キーで給油口を開けるタイプもありましたが、同じメーカーでも、車種によって給油口のスタイルはさまざまだといいます。
この給油口の開け方に関しては、車種ごとに自由に設定されているといわれています。クルマを設計するとき、まずはエンジンやデザインが決まり、配管の取り回しや部品の共有化などを考慮したのちに、給油口はどちらを採用するかが決定しているということです。
ある自動車メーカーの営業スタッフは、次のようにいいます。
「同じメーカーでも、給油口の開け方に明確な基準があるわけでなく、車種によってバラバラです。
給油口の位置についても、さまざまな重量バランスの上で決定するため、必ずしも右側とか左側という規定はありません。また、それによってお客さまからクレームが来たことはありません」
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手で押すと開くタイプは、ドアのオートロックと連動しているため、施錠中には開かない構造になっており、比較的高級なモデルやSUVなどに多く見られます。
車内のレバーで開けるタイプは安価なワイヤー式のため、コンパクトカーや軽自動車に多いようですが、マツダ車は全車レバータイプを採用しており、メーカー・車種によって必ずしも取り決められてはいないのが実情です。
30アルファードです。
給油口を開けてる時にスライドドアが開かないのは承知していましたが、先日、スライドドアを開けたまま、給油口が開いてしまい、スライドドアを閉める際に巻き込んでしまいました。
それ以後、給油口の蓋開閉が固くなりました。。