超カッコイイのに手に入らない!? 日本で売っていない日本車5選

日本での発売が待たれるクロスオーバーSUVとは!?

●スバル「アウトバック」

日本導入が待たれる進化した新型「アウトバック」
日本導入が待たれる進化した新型「アウトバック」

 スバルがアメリカ工場で生産している、クロスオーバータイプのステーションワゴン「アウトバック」は、日本でも「レガシィ アウトバック」の名で親しまれています。

 この北米市場向けアクトバックは2020モデルとして発売された新型で、日本仕様とはまったく異なるモデルです。

 全体的には先代からキープコンセプトですが、ヘッドライトやテールランプには新しいデザインが与えられ、フロントバンパーからボディサイド下部、リアフェンダー、リアバンパーへと続く樹脂パーツが装着され、よりSUVの要素が濃くなっています。

 また、ルーフレールも従来よりも大型化され、さまざまなキャリア、アタッチメントにも対応。

 いずれも小規模な変更に見えますが、全体的な印象は大きく変わっており、日本導入の期待が高まる海外専用モデルです。

 価格は日本円で約289万円からとなっています。

●トヨタ「アイゴ」

「アイゴ」は日本でもエントリーモデルとして売れるかも!?
「アイゴ」は日本でもエントリーモデルとして売れるかも!?

 トヨタが欧州で販売しているもっとも小さなモデルが「アイゴ」です。欧州では日本の軽自動車より少し大きいサイズの「Aセグメント」と呼ばれる小型車のニーズがあり、トヨタはプジョー、シトロエンを有するPSAグループと提携して、アイゴを共同開発しました。

 現行モデルのアイゴは2014年に発売された2代目で、3ドアと5ドアがラインナップされており、5ドアのボディサイズは全長3465mm×全幅1615mm×全高1460mmと新型「ヤリス」よりもひとまわりコンパクトです。

 搭載されるエンジンは70馬力を発揮する1リッター直列3気筒で、トランスミッションは5速MTとAMTが選べます。

 デザイン上の特徴は「X」をモチーフにしたフロントフェイスですが、アイゴのグレード名もまた「X」を意識した「x-play」「x-clusiv」「x-cite」などのネーミングとなっています。

 若者をターゲットにしたモデルということもあって、特徴あるデザインをさらに楽しめるように、純正オプションが充実しているのも特徴です。

 たとえば、仕向地によってはホイールが20種類以上あり、内外装のカラーリングやアクセントも豊富に用意されています。

 欧州での価格は日本円で約123万円からと、ちょうど日本の軽自動車と同じくらいです。

※ ※ ※

 今回、紹介した5車種は、主に北米と欧州で販売されているモデルですが、各メーカーとも世界各国に専用モデルがあります。

 なぜ、これほどまで数多くの海外専用モデルを販売する必要があるのでしょうか。

 その理由として、たとえばトヨタは、2019年の販売数見込みは全世界で約968万台ですが、そのうち日本国内は約162万台。つまり世界販売の80%以上に相当する台数が、海外で販売されていることになります。

 これほどまでに海外のマーケットは日本のメーカーにとって重要で、それぞれの地域のニーズに合わせた車種を販売するのは必然なのでしょう。

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1件のコメント

  1. スバル「アウトバック」のインパネまわりと書かれているけど、画像はホンダのエンブレムが付いたハンドルが・・・。シビックぽいよ。

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