超カッコイイのに手に入らない!? 日本で売っていない日本車5選
日本のメーカーのクルマでも、国内では手に入らない海外専用モデルがあります。そのなかには、国内で販売したらヒットしそうな魅力的なモデルもあります。そこで、スタイリッシュな海外専用車種を5車種ピックアップして紹介します。
日本では売っていないカッコいい日本車たち
日本の自動車メーカーの市場は国内だけにはとどまりません。多くの自動車メーカーが海外に自動車を輸出、もしくは現地生産をおこない、販売しています。
日本と同じモデルの仕様を変更して、仕向地の法規や環境に合わせて販売するだけでなく、海外専用モデルを開発して販売しているケースもあります。
その海外専用モデルには魅力的なものも存在しますが、日本で見る機会はほとんどありません。
そこで、海外専用車のなかから、優れたデザインのモデルを5車種ピックアップして紹介します。
●ホンダ「シビッククーペ」
日本で販売しているホンダ「シビック」には、「ハッチバック」「セダン」「タイプR」の3タイプがありますが、北米市場向けとして「シビッククーペ」が存在します。
ホンダは1990年代に、日本にもアメリカ工場製のシビッククーペを導入していたことがありましたが、2000年に販売を終了しました。
現行モデルのシビッククーペは、セダンやハッチバックと比較して、コンパクトな2ドアボディとなっていて、スタイリッシュで若々しい印象です。
ラインナップはスタンダードモデルが4グレードと、スポーツモデルの「Si」があり、搭載されるエンジンは、1.5リッター直列4気筒ターボ(174HP)と2リッター直列4気筒(158HP)、Siは2リッター直列4気筒ターボ(205HP)です。
なお、Siはブラックのホイールやボディアクセント、リアスポイラーが装備され、スポーティな外観となっています。
アメリカでの価格は日本円で約230万円からと比較的安価に設定され、装備の違いはありますが、日本で販売しているシビックが276万1000円(消費税込)からということを考えると、日本へ導入されれば意外と人気が出るかもしれません。
●トヨタ「ハイランダー」
北米市場では古くからSUVの人気が高く、トヨタは日本で未導入のSUVを販売しています。そのなかでもスタイリッシュなデザインを持つのが、2019年に発売されたばかりの4代目「ハイランダー」です。
全長4950mm、全幅1930mmに対し、全高は1730mmと低めに設定されており、迫力ある前後フェンダーのプレスラインと、低いキャビンによってスポーティなステーションワゴンに近いイメージとなっています。
サイドウインドウの形状は、ルーフラインを低く見せることに寄与するデザインとされ、スポーツカーによく採用されるデザイン手法のひとつです。
搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒で、駆動方式はFFと4WDが選択可能。価格は日本円で約375万円からです。
ちなみに初代ハイランダーは、かつて日本で「クルーガー」として販売されていました。
●日産「セントラ」
日産はかつて、日本市場の「サニー」を、北米市場では「セントラ」という車名で販売していました。しかし、サニーの販売が終了したため、現在、セントラは独立した車種となっています。
セントラは2019年のロサンゼルスモーターショーで新型を発表され、グレードは「S/SV/SR」の3つで展開。
従来モデルと比べて全高が約50mm低く設定され、また全幅が約50mm広くなることで、よりワイド&ローでスタイリッシュなデザインとなったことが特徴です。
また、Vモーショングリルや薄型のLEDヘッドライト、フローティングルーフなど近年の日産車でみられるデザイン手法が数多く取り入れられています。
内装は、ステアリングや各種スイッチなど細部にわたるまで質感が高められており、インフォメーションシステムは、8インチのディスプレイオーディオを採用。
搭載されるエンジンは、全グレードとも最高出力149HPを発揮する2リッター直列4気筒で、従来の1.8リッターエンジンから出力は20%、トルクは16%向上しています。
価格は日本円で約207万円からです。
スバル「アウトバック」のインパネまわりと書かれているけど、画像はホンダのエンブレムが付いたハンドルが・・・。シビックぽいよ。