MT車の運転は面倒くさい? スポーツカーもAT主流の現代にMT車の存在意義とは
「ヒール&トゥ」ってなに? MT車を上手に運転するコツとは
最近ではめっきりその名前すら聞かなくなった「ヒール&トゥ」というテクニックもMT車ならではの操作法です。
ヒール&トゥは、おもにシフトダウンするときに繰り出すテクニックですが、クラッチを切ってギアをニュートラルにし、そのタイミングで1段下のギアの回転数に合わせるために、右足のつま先でブレーキを踏みながら、かかとでアクセルをふかしてギアをスムーズにつなぐ一連の動きをいいます。
ATのMTモードでもシフトダウンすると一瞬回転数が上がる動作で感じることができますが、それをドライバーがマニュアル(手動)でおこないます。
回転数を合わせることで1段下のギアにスムーズにつながり、エンジンブレーキを有効に使うことができるのです。
※ ※ ※
AT限定免許だとMT車を運転できないと思っている人もいますが、免許の限定解除をすれば、MT車にも乗れるようになります。
教習所には、「限定解除」というコースがあります。その名のとおり、「AT車のみ運転可能」だった免許の「限定」をなくしてMT車も運転できるようにするための教習コースです。
すでに交通ルールなどを認識している免許保有者なので、最低4時間ほどの実技教習を受け、最終的に教習所内での卒業試験をパスして運転免許試験場で更新手続きをおこなうと、MT車も運転できるようになります。
欲しいクルマにMT車しかなかった場合、AT限定免許ではそのクルマに乗れないことになってしまいます。ヨーロッパなどではMTのレンタカーが主流ということもあり、海外で運転する機会がある人は、MT車を運転できるほうがよいでしょう。
クラッチミートは下のトルクの太いディーゼルとでは事情が異なるしね、この辺りを加味して記事を書かないと誤解を招くぞ
馬力を売りにするばかりに特に下のトルクの細いエンジンばかりを開発して駄作のCVTで伝達効率を売りにするなんてのは機械屋としてよくも恥ずかしくねーな?と思うな。
御意。