プリウスが約42万台リコール シートベルト警報装置に不具合
トヨタは、同社のハイブリッドカー「プリウス」シリーズのリコールを2020年1月29日に国土交通省へ届け出ました。対象車種はプリウスとその派生車種、OEM車種を含む4車種で、対象台数は合計41万8929台にのぼります。
リコール対象台数は約42万台にのぼる
トヨタは2020年1月29日に、「プリウス」シリーズのリコールを国土交通省へ届け出ました。対象となる車両は2014年10月14日から2019年7月29日までの製造分で、対象台数は合計41万8929台にのぼります。

不具合の内容は、運転者席シートベルトの非装着時警報装置において、バックル内の警報スイッチ接点の組付けが不適切なため、シートベルト脱着の繰返しにより接点が異常摩耗して、接点間に摩耗粉が堆積することがあり、そのため、接点間が短絡し、シートベルトを正しく装着した場合でも警報が解除されないおそれがあるというものです。
改善措置として、全車両のバックルを点検し、該当する場合はバックル内の警報スイッチまたはバックルを良品と交換するといいます。不具合の件数は114件で、不具合に起因する事故は起きていません。
ユーザーには、ダイレクトメールなどの方法で通知をおこなうということです。
対象となる車種には、プリウスのほかに派生車種の「プリウスPHV」、「プリウスα」、ダイハツにOEM供給する「メビウス」も含まれます。
Writer: くるまのニュース編集部
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