なぜトヨタ車ばかり人気? 登録車販売ランキング上位が3社で独占される訳は

2020年はトヨタに変動あり? その理由とは

 一方、登録車販売ランキングが変動する予兆も出始めています。

2019年の登録車販売ランキングで8位となったトヨタ「ヴォクシー」
2019年の登録車販売ランキングで8位となったトヨタ「ヴォクシー」

 トヨタは、これまでこれまで販売店ごとに取り扱い車種を分けていましたが、これを2020年5月にやめて、全車種を全店舗で取り扱いはじめます。

 東京都内では、2019年4月に全4チャネルを統合してひと足先に全車種併売をはじめていましたが、これを全国に広げるということです。なお、トヨタ以外の他メーカーは全車種を全店舗で取り扱う体制をすでに整えています。

 そしてトヨタのおこなう全車種併売化により、トヨタは車種数の整理をおこなうのでは、とみられているのです。

 すでに、2019年内には「マークX」と「エスティマ」が生産を終了しました。この2車種は、トヨタブランド内に近い車格の「カムリ」や「アルファード」が存在し、実質的なモデル統合と見られています。

 そして、全車種併売化の後にランキング上位でかつ姉妹車同士である「ルーミー」(7位)と「タンク」(11位)、ヴォクシー(8位)と「ノア」(17位)がもし統合されれば、それによって空いた枠に他社のモデルがランクインする可能性も否定できません。

 しかし、ユーザー側から見るとどの店舗でも希望車種を購入できることから利便性が上がり、よりトヨタ車の人気が上がることも考えられます。

 2020年には数々の新型車の登場も予測されており、新車販売ランキングにおいてトヨタがまた強さを見せるのか、それとも日産やホンダ、あるいは他のメーカーのモデルが順位を伸ばすのか、いまから注目されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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