降雪時に注意! 突然の雪でも焦らないための対処法

雪道は思わぬアクシデントがいっぱい! そんな時どうする?

 積雪や凍結した道路でクルマを使用する際の注意点をいろいろと紹介しましたが、気を付けていても思わぬアクシデントが起きてしまうのが雪道です。

 そんな時は、いったいどうすればいいのでしょうか。

雪の上でスタックしたクルマのイメージ
雪の上でスタックしたクルマのイメージ

 まず、雪道で一番起こりやすいアクシデントは、積雪にタイヤが取られて進まなくなる「スタック」です。

 細心の注意を払って雪道を運転していたにもかかわらずクルマがスタックしてしまった場合、いったいどうすればいいのでしょうか。

 JAFは次のように答えます。

「とにかく雪をどけることが必要です。左右駆動輪前後の雪を排除し、車が動けるスペースを確保してください」

 また、雪道を走る際の注意点については、

「大規模な降雪が予想される際は、そもそも無用な外出を避けるのが第一です。滑り止め措置を取れない状態では事故や渋滞の原因となりますので、やむを得ず出かける際には、事前に十分準備をしておくことが重要です」とのことでした。

 ほかにも、積雪時にクルマを使用する際の注意点として、出先で長時間駐車する際は冷えたフロントウインドウにワイパーが張り付いてしまう恐れがあるため、ワイパーを跳ね上げておくことをおススメします。

 また、ドアとボディの隙間を塞ぐゴム部品のウェザーストリップが凍結し、ドアが開かなくなる恐れもありますが、無理に引き剥がそうとすると破損してしまうこともあるため、洗車などのタイミングで、事前にゴム製品の保護剤を塗布しておくとだいぶ緩和されるそうです。

※ ※ ※

 豪雪地方など、積雪した道路に慣れている地方でない限り、どうしても積雪時は道路などの交通網が混乱します。

 そんな、混乱を少しでも減らすためにも雪予報が発表された際はまず、クルマに乗らない選択肢を考えましょう。

 やむを得ずクルマで移動する場合は焦らず、十分な事前準備を心がけてください。

週末の雪予報に備えて! 雪道をクルマで走るイメージを写真で見る (10枚)

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