ホンダ新型「S660」がついにお披露目! 内外装と装備がグレードアップ!?
ホンダは千葉県、幕張メッセで開催中のカスタムカーの祭典、東京オートサロン2020で新型「S660」を初公開。内外装の意匠変更と装備の充実が図られたといいますが、一体どこが変わったのでしょうか。
ホンダ「S660」の2020年モデルがデビュー
ホンダの2シーターオープンスポーツカー「S660」がマイナーチェンジし、「東京オートサロン2020」で初公開されました。内外装の意匠変更と装備の充実が図られたといいますが、一体どこが変わったのでしょうか。
2015年3月に発売されたS660は、軽自動車という枠のなかで「見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカー」を追求したモデルです。
2019年末には受注が一旦停止されましたが、同時に2020年モデルが東京オートサロン2020で発表されるとアナウンスされていました。
そして、満を持して新型S660が発表され、今回のマイナーチェンジでは、内外装のグレードアップが図られています。
外装ではフロントウインドウまわりのフレームがボディ同色となり、ウインカー内蔵ドアミラーに変更。ホイールのデザインも一新されています。
ほかにもヘッドライトとテールランプ類のカラー変更と、フロントグリルのデザイン変更があります。
内装ではシートやパネルの意匠変更と、「α」グレードではシートヒーターが装備できるようになり、ハンドルのグリップとシフトノブががアルカンターラ製になっています。
新型S660について、ホンダの商品ブランド部 青山氏は次のようにコメントしました。
「新型S660はデザインの深化をおこない、より高品位に生まれ変わっています。各部の意匠変更に加えて、国内で初採用となる『アクティブグリーン・パール』のボディ色と、S660で初採用の『アラバスターシルバー・メタリック』の2色を追加しました。」
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S660は「ロールトップ」(脱着式ソフトトップ)で手軽にオープンエアドライブが楽しめるボディでありながら、前後重量配分45:55という理想的なバランスとなっており、軽自動車のサイズでもMRの運動性能を最大限に引き出したピュアスポーツカーとなっています。
搭載されるエンジンは、専用のターボチャージャーを採用した直列3気筒ターボエンジンで64馬力を発揮し、優れたレスポンスを実現。トランスミッションは6速MTとCVTが選択可能です。
また、運動性能を向上させるため、軽自動車初となるハンドリング支援システム「アジャイルハンドリングアシスト」を採用しています。
新型S660の価格(すべて消費税込)は「β」が203万1700円、「α」が232万1000円、「S660 Modulo X」が304万2600円で、発売は2020年1月10日、Modulo Xが1月31日となっています。
この色はちょっと派手だけど、発売が楽しみ。