スズキ「ジムニーシエラ」でマリンレジャー!? 海で遊べる本格四駆が登場
スズキは東京オートサロン2020で、「ジムニーシエラ マリンスタイル」を初公開しました。大人のマリンレジャーをイメージしたコンセプトカーですが、一体どのようなモデルなのでしょうか。
大人のマリンレジャーをイメージした「ジムニーシエラ」とは?
スズキは「ジムニーシエラ マリンスタイル」を、東京オートサロン2020で初公開しました。
前回の東京オートサロン2019では、ジムニーシエラのピックアップトラックが登場して話題となりましたが、今回登場したコンセプトカーは洗練された大人のマリンレジャーをイメージしているといいます。
本格四駆として悪路走破性の高さをウリとするジムニーシエラですが、マリンスタイルとはどのようなモデルなのでしょうか。
ジムニーシエラ マリンスタイルの外装は、フロントにはグリルガードやけん引フックが装備されるとともに、オフロードタイヤを装着。オフロードのイメージを残しつつ、ルーフには釣竿を収納できるロッドケースを備えています。
ボディには、波しぶきのような図柄やジムニーのマスコットであるサイも描かれ、遊び心が感じられるデザインです。
さらに、内装にはウェットスーツの素材を用いるなど、実用性とデザイン性を兼ね備えたカスタマイズを施しました。
また、ハイルーフ化によって、通常モデルよりも室内高を拡大。頭上空間を広く確保することで、ネットを用いた収納を可能にしました。
ラゲッジスペースには、濡れても簡単に拭き取れるフローリング調のマットや、小物が収納できるポケットを豊富に設置するなど、マリンレジャーで便利に使える機能性も持ち合わせています。
ジムニーシエラ マリンスタイルについて、スズキは次のように説明します。
「これまでジムニーでは、山や川のイメージを表現してきましたが、2019年に『S17』という17フィートのボートを発売したこともあり、海をテーマにしたコンセプトカーを初めて設定しました。
海外ではジムニーシエラでボートをけん引するユーザーも多いです。海での遊びに使えるよう、釣り竿を格納できるロッドケースやウェットシーツ内装などを装備しています」
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2018年7月に20年ぶりにフルモデルチェンジした軽自動車の「ジムニー」と小型車のジムニーシエラは、機能性とデザイン性の高さにより、プロユースから街乗りまで幅広いニーズに対応できることから、多くのユーザーに支持されています。
両車ともに登場すると同時に爆発的な人気となり、現在でも納車に長い時間がかかる状態が続いています。
海のレジャーで使える装備が満載されたジムニーシエラ マリンスタイルは、ジムニーシエラの新たな魅力が楽しめる提案といえそうです。
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