2019年9月にビッグマイナーチェンジした新型「スカイライン」のカスタムカーが、東京オートサロン2020で初公開されました。一体どんなモデルなのでしょうか。

　日産が初公開したスカイラインのカスタムカーは2種類あります。

「スカイライン 400R スプリント コンセプト」は、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、スカイライン史上最強の405馬力を発生する「400R」をベースとし、よりスポーティに仕立てたモデルです。

　外装は、新デザインのフロントバンパーやリアバンパー、リアスポイラーに加え、20インチの鍛造ホイールを装備し、スポーティな印象となります。

　さらに、ホワイトシルバーとマットブラックをベースにフローセントグリーンのアクセントを配し、圧倒的なエンジン出力と極限まで追求した走りのポテンシャルを表現しました。

　もう1台のコンセプトカーは、「スカイライン デラックス アドバンスド コンセプト」です。

　高速道路において手放し運転を実現した先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を世界初採用したことで話題となったハイブリッドモデルをベースとし、よりラグジュアリーにカスタマイズしました。

　ボディカラーはマットブラウンとマットシルバーの2トーンカラーとし、スカイライン伝統のサーフィンラインをイメージしたカラーリングを施しています。

　内装には上質な2トーンレザーシートを装備することで、リッチな空間のなかで移動することができるといいます。

　スカイラインのふたつのコンセプトカーについて、日産広報部は次のように説明します。

「スカイライン 400R スプリント コンセプトは、よりレースを意識したイメージで、ボンネットにはGT-Rと同様のエアダクトを取り入れています。

　また、各所に施されたグリーンのアクセントで、スポーティさを強調しました。

　なお、グリーンを採用した理由は、ニスモは赤、オーテックは青をイメージカラーとしているため、それらとは違う新たなカラーを選んだためです。

　スカイライン デラックス アドバンスド コンセプトは、かつてのプリンススカイラインのグレード名『デラックス』が名前の由来で、クラシカルでモダンなデザインを、内外装に取り入れました。

　オレンジとアイボリーの内装が上品な印象で、来場者からも好評でした」

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日産広報部は次のように説明します。
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日産の担当者は次のように説明します。

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　新型スカイラインは、日産のデザインコンセプトである「Vモーショングリル」の採用に加え、スカイライン伝統の丸目テールライトが復活し、若々しくスポーティな印象に一新しました。

　また、従来型モデルでは日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」のバッジを装着していましたが、新型モデルでは日産バッジに変更されています。

　高出力のターボエンジンを搭載して走りが楽しめるガソリンモデルと、最先端の技術を搭載したハイブリッドモデルをラインナップし、新型スカイラインは販売好調です。

　カスタムカーにおいても、新型スカイラインが持つスポーティさと先進性・ラグジュアリーさというふたつの個性を上手くアピールしているといえるのではないでしょうか。