新型「ヴェゼルModulo X」は何がスゴい? ノーマルモデルと差が出る違いとは

ホンダは、専用のカスタマイズパーツを装着するコンプリートカー「Modulo X」シリーズに「ヴェゼル」を新たに追加して、 2019年11月29日から発売しています。ノーマルとModulo Xではどのような違いがあるのでしょうか。

初めてづくしのヴェゼルModulo Xとは?

 Modulo X(モデューロ エックス)は、ホンダがカタログモデルとして用意するコンプリートカーです。そのシリーズに最新モデルとして用意されたのが、人気のSUV「ヴェゼルModulo X」。試乗して感じたのは「徹底したこだわり」でした。

フロントフェイスのデザインに手を加えられている「ヴェゼルModulo X」
フロントフェイスのデザインに手を加えられている「ヴェゼルModulo X」

 ヴェゼルとして、もっとも高価な仕様となるModulo Xのバリエーションは、ターボエンジンを搭載する「ツーリングModulo X」とハイブリッドの「ハイブリッドModulo X」があり、前者はFFのみですが後者はFFに加えて4WDも選択できます。

 Modulo Xシリーズは2013年の「N-BOX」を皮切りに、「N-ONE」、「ステップワゴン」、「フリード」、そして「S660」とラインナップが拡大。今回のヴェゼルで6車種目ですが、4WDが用意されるのは初めてのことです。

 実車を目にすると、とくに顔つきはフロントバンパーやフロントグリルの変更により、標準車とは大胆にイメージが変わっているので「Modulo X」であることが一目瞭然。フロントバンパーはアルファベットの「X」がモチーフです。

 また、走りのレベルアップとして専用サスペンションを採用しているほか、足元には専用アルミホイール(FF車は18インチ、4WD車は17インチ)を装着。インテリアに専用開発のフロントシートなどが備わっています。

 驚きは、乗り込んだ瞬間からやってきました。フロントシートに座ると、その背もたれと背中のフィット感が素晴らしいのです。

 快適な運転の大前提となるのはクルマとドライバーがしっかりと一体化することですが、このシートはその理想を追求していることが伝わってきます。

 本格バケットシートのように体を拘束するようなタイト感はありませんが、ロングドライブでもリラックスできる解放感と、旋回中でもしっかりと体を保持してくれるホールド性とのバランスの高さが見事で、乗降の邪魔もしません。

 構造的には、標準車と共通のフレームを使いつつ、クッションなどを独自設計とすることで理想を追求したといいます。

 ちなみに、シートを専用設計したのも「Modulo X」では初めてのこと。開発担当者は「クルマの性能が上がっても、シートがついてこなければ運転する爽快感が半減してする。今回は『Modulo X』としてはじめてその領域まで踏み込みました」と説明します。シートまで専用開発するのは手間もコストもかかりますが、こだわって実現したのです。

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