都会派でも本格OFF走行もOK! マツダSUV 新「CXシリーズ」が手に入れた実力とは

マツダの人気クロスオーバーSUV、CXシリーズ。2019年10月24日に登場したニューモデル「CX-30」をはじめ、「CX-3」「CX-5」「CX-8」と4モデルをラインナップしています。またCX-8は2019年10月、CX-5は2019年12月に商品改良をおこない、AWD車に新機能が搭載されました。そんなマツダCXシリーズの実力を見る試乗会が開催されました。

商品改良で「CX-5」「CX-8」に新たに搭載された新機能

 マツダのクロスオーバーSUV、「CXシリーズ」(CX-3/CX-30/CX-5/CX-8)が好調です。

 2019年度半期(2019年4月から9月)の自販連データを見てみると、31位に1万4451台を販売した「CX-5」が入り、37位に9331台を販売した「CX-8」がランクインしています。

 また、2019年10月24日に発売されたニューモデル「CX-30」は、2カ月間の受注台数が1万2346台となったことが発表されました。

マツダCX-8「XD PROACTIVE」AWD
マツダCX-8「XD PROACTIVE」AWD

 都会的な雰囲気をまとうCXシリーズですが、そのすべてにAWD(4輪駆動)モデルを用意しています。

 今回、そんなCXシリーズのオフロード性能を体験する試乗会が、山梨県にある富士ヶ嶺オフロードコースでおこなわれました。

 まずはじめに乗ったのは、2019年10月23日に商品改良がおこなわれたCX-8。グレードは、SKYACTIV-D 2.2を搭載した「XD Lパッケージ」のAWDモデルです。

 商品改良のおもな内容としては、i-ACTIV AWD車に装備された新機能「オフロード・トラクション・アシスト」が挙げられます。

 これは、悪路からの脱出が困難な状態でも、オフロード・トラクション・アシストのボタンを押し作動させることで、AWDとTCS(トラクションコントロール)が協調してタイヤの空転を抑え、接地しているタイヤへ適切に駆動力を分配し、トラクション性能を最大限に引き出す機能です。

 まずはすり鉢状のコースに挑みます。

 CX-8の最低地上高は200mmと十分なので、およそ30度ある下り勾配でも安心してアプローチできます。同様に約30度の上り勾配でも、力強くクルマを前に進ませます。勾配の途中でわざと停止してから挑んでも、ヒルローンチアシストと協調して後退することなく、難なくクルマは上がっていきました。

 続いてモーグルコースを試乗します。

 コブのある場所で、対角線上のタイヤが浮く状態のモーグル走行では、そのまま走行しようと思ってもタイヤが空転し、前に進むことができません。

 そこでハンドルの右手奥側にあるオフロード・トラクション・アシストのボタンを押して再度チャレンジすると、今度は「ゴリッ、ゴリッ」とタイヤが路面を捉え、クルマはゆっくりと前へと進んでいきます。

 タイヤスリップを止める高いブレーキ圧と、タイヤスリップする前からAWDトルクが増すことで駆動力を最大化しているそうです。

 続いて、CX-5に乗り換えてヒルクライムコースに挑みます。SKYACTIV-D 2.2を搭載した「XD PROACTIVE」グレードのAWDモデルです。

 CX-5も2019年12月12日に商品改良をおこないました。CX-8同様にオフロード・トラクション・アシストを採用し、悪路走破性を向上させています。

「いちばんキツい場所は、斜度が32度くらいある登坂路です」というとおり、相当な難易度に思えるコースですが、それでもCX-5は苦もなく上っていきます。それも平坦な場所で勢いをつけて上がるのではなく、坂の途中でもしっかり駆動を路面に伝えているのがわかります。

 助手席に乗って説明してくれたマツダの技術者によると、今回のCX-8、およびCX-5の商品改良は「ハードウェアの変更はなく、あくまでAWDとトラクションコントロールの協調制御によるものです」とのこと。レスポンスの良いマツダのAWDシステム「i-ACTIV AWD」の素性の良さが光ります。

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