トヨタ「RAV4」のドア音が気になる…凄い男が販売店に現れた漫画 「ドアの男」

トヨタの東京地区の販売会社「トヨタモビリティ東京」が製作した「RAV4のドア音が気になる男性」の漫画。なぜ、男性はドアの音が気になるのでしょうか。

RAV4のドア音が気になる謎の男性の正体とは

 2019年4月に発売されたトヨタの新型SUV「RAV4」。そんな発売後のある日、東京の販売店に訪れた謎の男性は、なぜかドアを開閉を繰り返しています。なぜ、男性はRAV4のドア音に執着しているのでしょうか。

トヨタ「RAV4」のドア音が気になる謎の男性の正体とは!?(画像:トヨタモビリティ東京株式会社)
トヨタ「RAV4」のドア音が気になる謎の男性の正体とは!?(画像:トヨタモビリティ東京株式会社)

 今回、販売店に訪れRAV4のドア音が気になる謎の男性の様子を描いた漫画は、トヨタの東京地区の販売会社であるトヨタモビリティ東京株式会社が製作しました。

 従来であれば、新型車の魅力をアピールするような内容になるものと予想されますが、なぜ「ドア音が気になる謎の男性」が登場してくる内容になっているのでしょうか。

 漫画の製作背景について、トヨタモビリティ東京株式会社の担当者は次のように話します。

「RAV4の登場は、新会社設立直後だったこともあり、RAV4の訴求と同時に全車種販売開始を告知したく、たった6ページ内にどうやってRAV4の登場と全車種販売を入れ込むか制作会社の方も含め熟考しました。

 その結果、以前弊社が製作したクラウンの魅力をアピールする漫画にも登場した『ドアの男』を再登場させ、トヨタ全車種のドアの開閉音を聞きたがる設定にすれば、RAV4の登場も全車種販売も両方訴求できそうだということで今回の内容になりました」

※ ※ ※

 トヨタは2020年5月頃を目処に4つのチャネルを統合するとともに、全店舗で全車種を扱えるようにすると発表しました。

 2019年12月現在、トヨタは高級車と商用車を扱う「トヨタ店」、年配の人向けのセダンを中心としてきた「トヨペット店」、そして小さめの車両が中心の「カローラ店」、若者向けの車種を揃えた「ネッツ店」と4つの販売チャネルを持っています。

 また、各チャネルによって客層が異なっているために扱う車種も異なり、「プリウス」や「アクア」など複数チャネルでの併売や、特定のチャネルでしか扱っていない車種も存在します。

 販売チャネルが複数存在するなか、東京地区では2019年4月1日から一足先に「東京トヨタ」、「東京トヨペット」、「トヨタ東京カローラ」、「ネッツトヨタ東京」という4つの販売チャネルを統合して、「トヨタモビリティ東京」になったのです。

 そんなタイミングで製作された今回の漫画は、まさに「新型RAV4の魅力を伝える」ことと、「販売チャネル統合の周知」といったふたつの要素を上手く合わせたものとなりました。

 クルマによってドア音が違う。そんな違いを実際に販売店に訪れて聴き比べても良いかもしれません。

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