日本にも欲しい!? 韓国メーカーなどの国内未導入の海外自動車メーカー3選
日本ではさまざまな自動車メーカーのクルマを購入することができますが、その一方で日本未導入となっているメーカー・ブランドも依然として存在します。いったい、どんなクルマがあるのでしょうか。
デザインもイケてる!? 海外市場で評価される韓国車とは
日本には8つの主要自動車メーカーが存在し、さらに諸外国のさまざまな自動車メーカーが日本市場へクルマを導入していることから、日本で購入できないクルマは無いのでは、とさえ思わせるほどさまざまなモデルのなかから新車を選ぶことができます。
しかし世界を見渡すと、日本では馴染みのないたくさんの自動車メーカーが存在しており、海外で人気があるにも関わらず現時点で日本に導入されていないメーカーやブランドも多数あります。
そこで今回は、2019年12月時点(記事執筆時点)で日本に導入されていない自動車メーカー3つをピックアップして紹介します。
●ヒュンダイ(韓国)
ヒュンダイは、今回紹介する3つの自動車メーカー(ブランド)のなかで唯一日本に正規輸入されていた時期がある自動車メーカーです。
ヒュンダイグループの自動車部門として1967年に創立された後、韓国に存在する自動車メーカーとしては最大手となります。
日本市場には2001年に参入。セダンの「XG」や「ソナタ」、SUVの「サンタフェ」、ミニバンの「トランジェ」、コンパクトカーの「TB」、スポーツカーの「クーペ」など、当時から豊富な車種ラインナップを日本でも揃えました。
しかし、販売面で低迷し、2009年には乗用車部門の日本市場からの撤退を決めます。2019年前半には、日本再上陸の噂もあったものの、まだ実現には至っていません。
その一方、日本以外の市場では以前からコストパフォーマンスなどに定評のある自動車ブランドとして人気を博していて、新型モデルも続々と登場。
ハイブリッドカーやPHEVモデルなど電動モデルの開発・製造もおこなっているほか、WRCのトップカテゴリーにワークス参戦するなどモータースポーツ活動にも取り組んでいます。
2019年9月のフランクフルトモーターショー2019で全面刷新したコンパクトカー「i10」を発表するなど、海外市場において日本車のライバルとなるメーカーであることは間違いありません。
●セアト(スペイン)
セアトは、1950年に創業したスペインの自動車メーカーです。創業当初は政府主導の企業として、イタリアのフィアットと提携し、フィアットのモデルをライセンス生産するかたちでクルマを製造していました。
その後、セアトはフィアットと提携を解消し、フォルクスワーゲングループの一員となります。
現在では、「イビサ」や「レオン」などのハッチバックのほか、MPVの「アルハンブラ」、SUVの「タラッコ」や「アテカ」もラインナップするなど、さまざまな車種から選ぶことができます。フォルクスワーゲングループに属していることから、自社ラインナップの電動化にも熱心です。
そして、2018年には高性能モデルにつけられるサブブランドとして「クプラ」を立ち上げました。
ドイツ・ニュルブルクリンク北コースのFF車最速タイムアタックで知られる「レオンクプラ」や、「クプラアテカ」などがラインナップされていて、スポーティなブランドの演出に寄与しています。
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