元祖SUV風モデル!? スバルの歴代クロスオーバーワゴン3選

スバルといえば水平対向エンジン+4WDですが、なかでもステーションワゴンとの組み合わせは、長い歴史があります。そこで、歴代スバル車のなかから、SUV的なステーションワゴンを3車種ピックアップして紹介します。

数少ない大人のためのワゴンへ進化

●アウトバック

落ち着いた雰囲気のクロスオーバーワゴン「レガシィ アウトバック」
落ち着いた雰囲気のクロスオーバーワゴン「レガシィ アウトバック」

 現在、スバルのラインナップにおいて日本ではレガシィ ツーリングワゴンの販売は終了していますが、クロスオーバーワゴンの「レガシィ アウトバック」をラインナップしています。

 エンジンは2.5リッター水平対向4気筒自然吸気のみで、トランスミッションは「リニアトロニック」と呼ばれるCVTが組み合わされています。

 また、レガシィ アウトバックは最低地上高が高いSUVスタイルを継承する一方、2019年9月の一部改良では、雪道や砂利道など滑りやすい道を走行するときに使用する「SNOW・DIRT」。

 深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道を走行するときに使用する「DEEP SNOW・MUD」のふたつのモードが選択可能な「X-MODE」を採用し、これまで以上に悪路走破性を高めています。

 さらに、シーンに合わせて3つの走行性能を自在に選択できる「SI-DRIVE」や、スバル独自の先進安全装備「アイサイト」も標準装備されており、ドライビングプレジャーと安全・安心を両立。

 かつてのレガシィのような高性能なターボエンジンや水平対向6気筒エンジンは搭載していませんが、大人のための落ち着いたワゴンに仕上がっています。

 なお、北米では2020年モデルの新型アウトバックが発売されていますが、国内モデルのモデルチェンジについては、スバルからアナウンスされていません。

※ ※ ※

 現在、ワゴンは国内メーカーのラインナップでは少数派です。そうしたなか、スバルはレガシィ アウトバック、インプレッサスポーツ、レヴォーグと、複数のワゴンをラインナップしています。

 SUV人気が続いているなか、走行性能に優れたワゴンが見直される傾向もあるようで、ミニバンからの買い替え需要も見込まれます。

 すでにワゴンの生産から撤退してしまったメーカーもありますが、スバル伝統の4WDワゴンの系譜は、まだまだ続きそうです。

一時代を築いた往年のスバル4WDワゴンを画像でチェック(11枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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