初心者でも大丈夫! 車中泊に適した5ナンバー車3選
人気コンパクトワゴンは兄弟車?
●ダイハツ「トール」
シエンタやフリードよりもさらにコンパクトミニバンよりもボディサイズが小さく、取り回しやすさから人気のコンパクトワゴンがダイハツ「トール」をベースとしたトヨタ「ルーミー/タンク」、スバル「ジャスティー」の兄弟車です。
2019年4年から9月の登録車販売台数では、5位:ルーミー(4万9206台)、12位:タンク(3万9957台)、35位:トール(1万1886台となっています。(ジャスティーは圏外)
今回は、販売台数ではトヨタ勢が上ですがベース車のトールを紹介します。コンパクトミニバンのシエンタやフリードよりも小さいトールのボディサイズ(最大値)は、全長3725mm×全幅1670mm×全高1735mmです。しかし、多彩なシートアレンジよって車中泊も可能です。
セカンドシートは、70度のリクライニングが可能のため、フロントシートを倒せばゆっくりとくつろげる「フルフラットモード」となり、大人2人が横になることもできます。
ただし、フルフラットモード時はセカンドシートをダイブイン機構で格納せずに使用するため、多少の段差ができてしまうことから、車内泊の際は布団やマットレスの使用がオススメです。
室内には小さな収納ポケットがいたるところに配置されており、車内泊に必要なアイテムもスッキリと収納できるため、快適さと利便性を両立しているといえます。フロントシートにはウォークスルーを採用しているため、雨の日でも外に出ることなく座席間を移動できるのも便利です。
低床フロア設計のため、スライドドアからの乗り込み高さは366mmと低く、小さな子供も乗り降りがしやすくなっています。ラゲッジルームは開口幅1077mm×開口高1080mm×荷室フロア高527mmの広いサイズのため、26インチの自転車を2台を楽に積むことができます。
価格(消費税込)は、標準グレードが149万500円から191万6200円、カスタムグレードが187万円から202万6200円です。
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アウトドア人気が高まりつつあるなか、コンパクトミニバンやワゴンでありながら車中泊ができるのは嬉しいポイントです。見た目からは想像できないほど大容量の荷物も積載できるほか、小回りが効くことや狭い道でも運転しやすく、街乗りでも抜群の使い勝手を発揮します。
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