もはや絶滅危惧種!? いま新車で手に入る国産ステーションワゴン5選
そろそろモデルチェンジがありそうなワゴンとは!?
●トヨタ「プリウスα」
トヨタ「プリウスα」は、ハイブリッド専用車「プリウス」の先代型(3代目)をベースとするワゴンです。単純にプリウスのボディを伸ばしただけの安直な作りではなく、共通なのは1.8リッターのエンジン+電気モーターのハイブリッドシステムとステアリング程度といわれ、似て非なるクルマというのが実際のところです。
ラインナップは2列シート仕様と3列シート仕様がありますが、さすがに3列目を使用している状態ではワゴンと呼べるほど荷室の広さはなく、荷室容量は200リッターとコンパクトカー並です。
2列シート仕様はワゴンらしく500リッターを超え、リアシートを倒せば1070リッターもの積載量を誇ります。
先進安全装備を充実させるなどマイナーチェンジを重ねていますが、発売が2011年とすでに8年を経過しているため、そろそろフルモデルチェンジが期待されています。
●スバル「レヴォーグ」
冒頭にあるとおり、日本にワゴン文化を根付かせた立役者「レガシィ」もいまではワゴンの設定はなく、セダンの「B4」とクロスオーバーの「アウトバック」のみです。
「インプレッサ」もスポーツワゴンはなくなり、現在はインプレッサとプラットフォームを共有する「レヴォーグ」が唯一のワゴンモデルとなっています。
レヴォーグはいまでこそ欧州でも販売されていますが、もともとは日本専売モデルとして開発され、ボディサイズなど日本での扱いやすさが重視されています。
搭載されるエンジンは1.6リッターおよび2リッター水平対向4気筒ターボです。
全グレードが4WDかつ運転支援システム「アイサイト」が装備されるのはスバルらしいところで、スポーティなハンドリングと高い安全性が両立されています。
荷室の使い勝手が良いのもレガシィで経験を積んだスバルならではで、開口部の広さやホイールハウスの小ささなど、細かい部分まで真面目
に作られている印象です。
2020年にはフルモデルチェンジが予定されており、東京モーターショー2019では新型レヴォーグのプロトタイプが初公開されました。
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人気ではミニバンやSUVに押され気味のワゴンですが、全高や重心の低さ、使い勝手や走行性能においてはアドバンテージがあります。
子育てがひと段落したファミリー層が、ミニバンからSUVに移行しはじめているといいますが、よりドライビングプレジャーを求めるならワゴンという選択肢もあります。
実際、トヨタがカローラツーリングという新型ワゴンを出したということは、勝算アリということではないでしょうか。
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