ハンパないヒストリックカーが大集結! 「アバルト・デイ2019」の熱くて短い1日
毎年恒例となっているアバルトの祭典「アバルト・デイ」が、2019年11月9日に富士スピードウェイで開催され、集まった新旧アバルトでホームストレートは埋め尽くされました。富士スピードウェイでアバルトオーナーたちはどのような1日を過ごしたのでしょうか。
クラシックアバルトの参加台数では世界トップクラスのイベント
2019年11月9日に富士スピードウェイで「アバルト・デイ 2019」が開催されました。2019年はアバルトが誕生して70周年というメモリアルイヤー。日本全国からアバルトが338台も集まり、例年以上に盛り上がりました。
また、アバルト「695 70° Anniversario(セッタンタ・アニヴェルサーリオ)」が大勢のアバルト・オーナーの前でお披露目されました。
午前9時30分からはじまる開会式に間に合うように集まったアバルトのオーナーたちは、まず最初にホームストレートへ誘導されました。整然と4列に並んだアバルトとオーナーたちでホームストレートは埋め尽くされました。
FCAジャパンのマーケティング本部長であるティツィアナ・アランプレセ氏による開会の挨拶後、ホームストレート上に並んだアバルトとオーナーとの記念撮影がおこなわれました。
その後は富士スピードウェイ本コースをそのままパレードランしました。
今回の注目は、アバルトにとって70周年というメモリアルイヤーだったこともあり、およそ30台以上ものクラシックアバルトが集合した点です。2019年10月にイタリア本国で開催されたアバルト・デイですら、クラシックアバルトは4台しか集まらなかったほどですから、いかにたくさんのクラシックアバルトが集まったかがわかります。
またドリフトコースでは、オーナーが自身のアバルトでジムカーナにチャレンジする「オートテスト・チャレンジ」、ジムカーナコースでは、女性オーナー向けにプロのドリフトドライバー石川紗織選手がドリフトをレクチャーする「SCORPIONNNA」も開催され、普段は持て余しているアバルトのポテンシャルを存分に楽しむことができました。
本コースではプロドライバーのサーキット走行に同乗する「サーキットタクシー」も催され、大勢の人が同乗走行体験を満喫。
アクティビティエリアでは、「アバルト595」のペーパークラフトをつくるブースや、e-sportsの世界でアバルトを操って富士スピードウェイをタイムアタックするブースなど、同伴者や子どもも楽しめるアクティビティが充実していました。
さらに、創始者のカルロ・アバルトが単座レコードカーの狭いコクピットに乗り込むためにおこなったリンゴダイエットにちなんで、青森産のリンゴが来場者に無料でプレゼントされました。また、このリンゴが配られたブースの横には、実際にカルロ・アバルトが所有していたチンクエチェントが飾られ、フォトスポットになっていました。
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