ホンダ新型「フィット」は大変身したデザインで販売増なるか!? 全面刷新が成功したクルマ3選
20年ぶりのフルモデルチェンジで大変身! いったいどんなクルマ?
●スズキ「ジムニー」
スズキ「ジムニー」は、SUVタイプの軽自動車のなかでも、とくに悪路走破性を追い求めた硬派なモデルとして知られるモデルです。2018年7月に、フルモデルチェンジが20年ぶりにおこなわれ、4代目となる現行モデルが登場しました。
1998年に発売された先代の3代目ジムニーは、全体的に丸みを帯びた落ち着いたデザインが採用され、初代や2代目の直線基調のデザインとは異なる雰囲気を持つことが特徴でした。
マイナーチェンジや特別仕様車の設定などはおこなわれてきたものの、基本的なデザインや設計を大きく変えずに生産が続けられたことから、2008年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しています。
しかし、4代目では再びスクエアなデザインへ原点回帰します。軽自動車屈指の走破性をイメージさせるフォルムが採用され、一部では「メルセデス・ベンツ『Gクラス』をイメージさせるデザイン」とも評されるなど、見た目の変化が大いに話題となりました。
優れたデザイン性に加え、ラダーフレームと機械式副変速機付パートタイム4WDシステムがもたらす高い走破力が評価され、4代目ジムニーは発売直後から人気モデルとなり、納期は2019年現在に至るまで長期間を要する状況となっています。
※ ※ ※
4代目となる新型フィットは、全体的に丸みを帯びたフォルムとなっていることが特徴です。
アニメーションに登場するロボットのようなスポーティさを感じさせる3代目フィットとは異なり、4代目はくりっとした目をイメージさせるヘッドライトや、角の取れたボディなど、見る人に威圧感を感じさせないデザインとなっています。運転のしやすさにもこだわられていて、新設計の細いAピラーにより、運転時の視界もこれまでにないほど開放感のあるつくりです。
新型フィットが発売されるのは、2020年2月の予定となっています。大きく変更されたデザインが果たして好評となるのか、2020年のコンパクトカー市場に注目です。
後ろのデザインがMITSUBISHI COLT +