FF車で300馬力超えもあり!? 最新ハイパワーFFスポーツ車5選

いよいよファイナルを迎えるか!? 元祖ホットハッチ

●フォルクスワーゲン「ゴルフGTI TCR」

新型登場前の集大成として出た最新ホットハッチ「ゴルフGTI TCR」
新型登場前の集大成として出た最新ホットハッチ「ゴルフGTI TCR」

 1974年のデビュー以来、世界中で愛され続けているコンパクトカーのフォルクスワーゲン「ゴルフ」は、トヨタ「カローラ」に次いで、車種別歴代総生産台数で世界第2位となっているベストセラーカーです。

 初代ゴルフには、元祖ホットハッチである「GTI」がラインナップされていましたが、日本に正規輸入はされず、2代目からGTIが正規輸入されました。

 現在のゴルフは2012年に発売された7代目で、2013年に日本でも販売を開始。GTIに搭載されているエンジンは最高出力230馬力の2リッター4気筒ターボで、6速DSGとの組み合わせで伸びやかで力強い加速を実現しています。

 そして、すでにゴルフは8代目の発売が決まっており、GTIも遅れて8代目になると予想されますが、7代目の最後を飾るべく限定車「ゴルフGTI TCR」が限定600台で販売されることになりました。

 ゴルフGTI TCRは「WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)」に参戦するレーシングカーのストリートバージョンとして開発されたモデルで、エンジンはベースの60馬力アップの290馬力にまでチューニングされています。

 7速DSGとの組み合わせにより、0-100km/h加速5.6秒を記録するなど、日本でいままでに販売したゴルフGTIのなかで史上最強のモデルです。

 ほかにも電子制御油圧式LSDや大径ブレーキディスク、官能的なエキゾーストサウンドを奏でる「アクラポヴィッチ」チタンエキゾーストシステムなどの特別装備を採用し、GTIのパフォーマンスを最大限まで高めています。

●ボルボ「V40 T5 R-Design ファイナルエディション」

有終の美を飾る限定車「V40 T5 R-Design ファイナルエディション」
有終の美を飾る限定車「V40 T5 R-Design ファイナルエディション」

 ボルボ「V40」は1995年に登場したステーションワゴンです。2012年にスタイリッシュなボディに生まれ変わった2代目が登場し、2013年から輸入されていましたが、残念なことに2019年モデルの在庫をもって新車販売を終了すると発表されています。

 そして「V40 T5 R-Design ファイナルエディション」というホットモデルが限定50台で販売され、V40の最後を飾ります。

 鋭いハンドリングとステアリングレスポンスを生む専用スポーツサスペンションと、標準仕様より剛性が高められたシャシに、最高出力245馬力を発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。

 組み合わされたギアトロニック付き8速ATをパドルシフトで操作すれば、パワフルかつ思いどおりの胸躍らせる走りを実現できます。

 専用のフロントグリルやフロントバンパー、専用18インチアルミホイールとリアのテールパイプやディフューザーなどでスポーツマインドあふれる外観を演出。

 内装もフロントシートヒーター付きの本革/パーフォレーテッドレザーシート、開放感をもたらすパノラマガラスルーフを特別装備するなど、ファイナルエディションに相応しく充実した装備となっています。

※ ※ ※

 高性能なFF車が出始めたころは、トルクステアと戦わなければならず「じゃじゃ馬」と評されるクルマが多くありました。

 現在ではテクノロジーの進歩により、危なっかしいクルマは皆無といっていいでしょう。

 しかし、手懐けられたFF車よりも、昔ながらのじゃじゃ馬に乗るほうが、真のスポーツドライビングを味わえるのではないでしょうか。

【画像】じゃじゃ馬は過去のもの!? 最新ハイパワーFF車(16枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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