冬に不要な夏タイヤをどうやって保管? いま知りたい正しいタイヤの置き方とは

外したタイヤは場所を取るため、タイヤショップに預けるのもあり

 正しい保管方法はわかったけれど、マンション住まいなので外したタイヤを置く場所は、日当たりのいいベランダくらいしかない、という人もいるでしょう。そんな人にオススメしたいのが、「タイヤ保管サービス」です。

タイヤショップなどで実施されているタイヤ保管サービス。保管室にタイヤが並ぶ
タイヤショップなどで実施されているタイヤ保管サービス。保管室にタイヤが並ぶ

近年、タイヤショップやカー用品店で実施しているサービスで、これを利用すれば保管場所はもちろんタイヤ交換時にいちいち運ぶ手間などを省けるだけでなく、プロの目でタイヤの状態を管理してくれるため、交換時期などのアドバイスもしてもらえるというメリットもあります。

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 いうまでもなく、タイヤはおもにゴムでできています。ですので、製造から年数が経っていくと徐々に硬化していきます。これは、サマータイヤでもスタッドレスタイヤでも同様です。

 乗用車用タイヤの場合、タイヤの溝深さが残り1.6mmになると表れる「スリップサイン」というものがあります。スリップサインが出た状態で走行し続けると、道路運送車両法に違反していることになりますし、その状態では車検も通りません。

 ただし、十分に溝が残っているタイヤでも、年数が経ったタイヤはゴムが硬化していることもあり、本来の性能が出せないということがあります。とくに、直射日光にさらされた場所や高温多湿の場所で保管していたタイヤは劣化が早く、結果としてタイヤの寿命が早くなってしまいます。

 タイヤは決して安いものではないので、正しい保管方法を知って長持ちさせるのも大切なこと。本来ならまだ使えるタイヤをダメにしないためにも、もう一度保管方法を見直してみてはいかがでしょうか。

より長持ちするタイヤの保管方法を画像でチェック

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