トヨタ「プリウス」に強敵登場! カローラの新旧併売で販売ランキングに波乱が起きる?
カローラだけじゃない! プリウスを脅かすライバル車とは
2019年9月の販売台数ランキングでは、1位トヨタ「シエンタ(1万3558台)」、2位ノート(1万3183台)、3位プリウス(1万1158台)、4位カローラ(1万1046台)、5位トヨタ「ヴォクシー(1万0178台)」の順になっています。
従来、人気コンパクトハイブリッド車アクアや日産の人気ミニバン「セレナ」などが名を連ねていましたが、TOP5には入らず代わりにトヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」が首位にランクインしました。
シエンタは、同年8月にも首位になっていますが、なぜ突然販売台数ランキングで1位になっているのでしょうか。
シエンタが人気な理由について、トヨタの販売店は次のように話します。
「シエンタは、ファミリー層から多くの支持を頂いているコンパクトミニバンです。トヨタには、ミドルサイズのヴォクシー/ノア/エスクァイアや、アルファード/ヴェルファイアといったラージサイズのミニバンがあるなかでも、シエンタはサイズ的に扱いやすいのが人気です。
2018年には、お客さまから要望が多かった2列シート車が加わったことにより、多人数乗車でのお出かけやアウトドアなど、さまざまなニーズに応えられるようになりました。
直近で販売台数が伸びた正確な要因はわかりませんが、ここ最近はひとつ上のボディサイズのヴォクシーやノアから乗り換える人が多い印象があります」
また、2019年上半期までは常に販売台数ランキングのTOP3に位置していたアクアが順位を下げている要因について、前述の販売店スタッフは次のように説明します。
「アクアは手頃な価格と低燃費をウリにしています。しかし、2019年5月にはライバル車ともいえるホンダ『フィット』が東京モーターショー2019で発表するというアナウンスがすでにニュースで出ていました。
また、夏頃にはトヨタのコンパクトカー『ヤリス』が年内に出るのではないかという噂も出ていたことなどが影響していたこともあり、アクアの買い控えがあったように思えます」
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世界初の量産ハイブリッド車として、初代プリウスが登場して22年。いまでは、新たに販売される多くのモデルにハイブリッド仕様が設定されています。
2020年2月に発売予定の新型ヤリスでは、現在市販されているハイブリッド車を超える低燃費を実現しているともいわれ、今後もプリウス人気を脅かす社内外のライバルが多くなりそうです。
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