トヨタ怒涛のMT車ラッシュ! 最新版国産MT車5選

MT車といえばトヨタよりもマツダ!?

●トヨタ「カローラ/カローラツーリング」

日本が世界に誇るベーシックカー「カローラ」も伝統的にMTが用意されている
日本が世界に誇るベーシックカー「カローラ」も伝統的にMTが用意されている

 トヨタは、「カローラ」シリーズの新型モデル、セダンタイプ「カローラ」とワゴンタイプ「カローラツーリング」のふたつのモデルを2019年9月17日に発売しました。

 カローラは、1966年に誕生して以来、世界中でヒットしたモデルです。現在は、150以上の国と地域で販売され、販売累計台数4750万台を超えるロングセラーモデルとなっています。

 カローラ/カローラツーリングは、先行して欧州で販売されたモデルとベースは同じながら、国内専用設計のボディとなり、ボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mmと全長と全幅を抑え、日本の道路環境での取り回しの良さを追求しています。

 パワートレインは、1.8リッター直列4気筒ガソリンエンジンと、同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド、そして1.2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンをラインナップ。

 カローラ/カローラツーリングともに、1.2リッターモデルは6速MT(iMT)のみの設定で、価格はカローラW×Bが231万5500円から、カローラツーリングW×Bが236万5000円からです。

 なお、従来モデルの「カローラアクシオ/カローラフィールダー」も併売されており、それぞれ5速MTがあります。

●マツダ「CX-30」

新型SUVの「CX-30」はガソリン車すべてでMTを選ぶことができる
新型SUVの「CX-30」はガソリン車すべてでMTを選ぶことができる

 2019年5月にデビューした「マツダ3」に続く新世代商品の第2弾となるSUV「CX-30」が、2019年9月20日に発表され、同日より予約受注が開始されました。

 外観のデザインは、マツダのデザインコンセプトである「魂動デザイン」を用い、書道の筆づかいの動きをモチーフにしたといいます。

 フロントフェンダーからリアタイヤにつながるスピード感のある弧を描いたデザインが、光の動きを表現し、滑らかで伸びやかな曲面によるボディの美しさを強調しています。

 内装は、シックなリッチブラン内装と、モダンなネイビーブルー内装を設定し、落ち着きのある室内空間を実現しています。

 ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmで「CX-3」と「CX-5」の間に位置し、市街地や縦列駐車などでも取り回しが良く、立体駐車場も使えるサイズとしています。

 パワートレインは、2リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「スカイアクティブG 2.0」、1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「スカイアクティブD 1.8」に加え、2リッター新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX 2.0」の3機種を設定。

「スカイアクティブX 2.0」は、マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」を実用化した、世界初の内燃機関です。

 トランスミッションは、ガソリン車全グレードで6速ATと6速MTが選べ、ディーゼル車では6速ATのみとなっています。

 新型CX-30の価格は、239万2500円から371万3600円です。発売は「スカイアクティブG 2.0」および「スカイアクティブD 1.8」は2019年10月24日から、「スカイアクティブX 2.0」は2020年1月以降の予定です。

※ ※ ※

 冒頭にあるとおり、日本でMT車の販売比率は極わずかです。しかし、車種によってはMT比率がとても高いモデルがあります。

 たとえば、ホンダ「シビック ハッチバック」の場合、MT比率は約30%となっており、ほとんどのユーザーは競合車が存在しない指名買いだといいます。

 もはやニッチなMT車ですが今回のようにトヨタが車種を拡大するなど、メーカーはまだまだ存在価値を見出そうとしているようです。

まだまだ存在価値アリ! 最新の国産MT車を画像でチェック(19枚)

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1件のコメント

  1. haya

     1日でも早くヤリスMT車が発売ならないかな、首を長くしてまつてます。
    鹿児島のよかにせ,より

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