マツダ「CX-8」改良 すべてのエンジンモデルに2WDとAWDを設定

マツダは、3列シートのクロスオーバーSUV「CX-8」を商品改良、2019年11月28日より発売されます。

雨粒がルーフを叩く騒音を低減した

 マツダは、3列シートのクロスオーバーSUV、「CX-8」を商品改良、2019年11月28日より発売されます。

商品改良されたマツダ「CX-8」
商品改良されたマツダ「CX-8」

 CX-8は、2017年12月に発売された、大人6名(7名)が快適に乗車できる3列シートクロスオーバーSUVです。

 今回の商品改良では、利便性や快適性を向上しています。

 2列目コンソール付きキャプテンシートには、電動スライド/リクライニング機構とシートベンチレーション機構を追加。

 2列目ベンチシートではボタンひとつでウォークイン可能な「ワンタッチウォークイン機能」を追加、2列目ウォークスルータイプキャプテンシートでは、カップホルダー/USB電源を1列目コンソール背面に追加しています。

 また、すべての2列目シートパターンに「ナッパレザーシート」を設定。3列目に座る人もスマホを充電できるように3列目のUSBポートを全グレードに設定しています。

 さらに荷室は、サブトランクボックスの容量を84リッター(前モデル比+19リッター)と拡大することで、機内持ち込みサイズのスーツケースならば3列目を使用した状態でも4個搭載可能になりました。

 快適性に関しては、ルーフ部に塗布型制振材を採用し、雨粒がルーフを叩くことで発生する騒音を低減。またWVGAセンターディスプレイのサイズを7インチから8インチに大型化しました。

 さらに、開閉およびチルトアップが可能な電動スライドガラスサンルーフを一部グレードに設定しています。

 パワートレインにおいては、2.5リッターガソリンモデルにAWDを、2.5リッターガソリンターボモデルに2WDを追加設定、ディーゼルモデルを含めて、すべてのエンジンモデルにおいて2WDとAWDが選択可能になりました。

 さらにAWD車には新開発の「オフロード・トラクション・アシスト」を採用。悪路における想定外のスタック時にも、AWDとトラクションコントロールシステム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化して、悪路からのスムーズな脱出を実現するといいます。

 車両価格は294万8000円(25S、2WD)から489万600円(XDエクスクルーシブモード、AWD)です。

ボディを叩く雨音を静かにする!? 商品改良されたCX-8の画像を見る

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