YUIがいつも見つめてる? トヨタが真の愛車「新型LQ」発表! 世界初の覚醒シートも採用

トヨタは、「新しい時代の愛車」を具現化したコンセプトカー「LQ」を公開しました。AIエージェントや自動運転を搭載した「LQ」とは、どんなクルマなのでしょうか。

世界初の覚醒・リラックス機能付きシートとは?

 LQは、覚醒・リラックス機能付きシートを世界初搭載しました。ドライバーの状態に合わせて、シートに内蔵された複数のエアブラダー(空気袋)や送風機能により、覚醒やリラックスをサポート。

 ドライバーが眠気を感じている場合は、エアブラダーを膨らませて背伸びしたような姿勢をサポートするとともに、シート空調の冷風刺激によって覚醒を促します。

トヨタ「LQ」
トヨタ「LQ」

 一方、自動運転モードでドライバーがリラックスしているときは、エアブラダーをゆっくりと膨張・収縮させ、腹式呼吸をサポートすることでより深くリラックスできるように誘導します。

 車両のルーフやフロアマットをHMI領域として活用し、乗員により直感的でわかりやすく情報を伝える新しいHMI機能を搭載しました。ルーフやフロアマットのなかにイルミネーション機能を搭載することで、自動運転モードと手動運転モードで異なるカラーを点灯させたり、「YUI」が話かけている乗員のフロアマットをわかりやすく発行させたりすることが可能です。

 トヨタ初となる有機ELディスプレイをメーターに採用しました。高い視認性を確保しつつ、ディスプレイを大きく曲げることで先進的なインパネの造形を際立たせます。

 オゾンを酸素に分解する新開発の触媒塗料をラジエーターファンに塗布することで、車両走行時に光化学スモッグの原因となる地表付近のオゾンを分解します。“走れば走るほど空気がきれいになるクルマ”として期待され、今後は市販車両への搭載を検討しているといいます。

 LQの開発責任者である井戸大介氏は、次のように説明します。

「遠く離れた場所に連れて行ってくれて、特別な体験をさせてくれるクルマは、かつて『愛車』と呼ばれていました。技術革新やライフスタイルの変化にともない、ユーザーの

 ニーズや感動のきっかけが多様化するなか、モビリティエキスパートであるAIエージェント『YUI』によって、ひとりひとりのニーズに合わせた特別な移動体験を提供できれば、新しい時代でもクルマは『愛車』であり続けると考えています」

未来感がハンパない! トヨタが考える「新しい時代の愛車」とは?(13枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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