超豪華! 新型「グランエース」と「アルファード」はどこが違う? トヨタの高級ミニバンを比較
送迎などの需要に応える新型グランエース
新型グランエースに搭載されるエンジンは、2.8リッタークリーンディーゼルと6速ATを組み合わせ、滑らかで低回転からトルクフルな走行と可能としています。なお、駆動方式は後輪駆動(FR)としました。
リアの足回りには、新開発のトレーリングリンク車軸式リアサスペンションを採用。環状骨格構造などボディ剛性の高さもあり、上質な乗り心地と優れた操縦安定性を実現しています。さらに、徹底した振動・遮音対策を施すことで、どのような道路状況でも、高級ワゴンにふさわしい静粛性を追及しています。
アルファードのエンジンについては、2.5リッターハイブリッド、2.5リッターガソリン、3.5リッターV型6気筒ガソリンの3機種が用意されています。駆動方式は、ハイブリッド車が全車4WD(E-Four)、ガソリン車が2WD(前輪駆動)と4WDとなります。
新型グランエースは先進装備が充実しており、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を装備しています。
また、低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナーなどの安全・安心をサポートする機能も装備しました。
アルファードの安全装備は、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)も認識可能な「プリクラッシュセーフティ」やハンドル操作サポート、標識読み取りディスプレイなど、新たな機能の採用や、既存機能の向上を実現した「Toyota Safety Sense(衝突回避支援パッケージ)」を、全車に標準装備しています。
また、ドライバー視線で車両を透かしたような映像を表示する新機能シースルービューを追加したパノラミックビューモニターや、複数回の前後移動を含め、自動でステアリング操作を行う切返し支援などの新機能を加えたインテリジェントパーキングアシスト2など、最先端の装備を採用し、使い勝手への配慮も一段と高めました。
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新型グランエースについて、トヨタは次のように説明します。
「新型グランエースは、近年のインバウンドによる訪日外国人の増加や2020年の東京オリンピックに向けて送迎需要の増加が見込まれることもあり、日本に導入することになりました。
ベースは海外向けの新型ハイエースで、全長5m超えとかなり大柄なサイズですが、タイヤかなり切れるので一回り小さいアルファードより小回りが利くなど、日本でも問題なく使えます。
また、日本で新型ハイエース自体を導入するわけではないので、既存のハイエース(200系)はそのまま商用バンとして販売していきます。今回の新型グランエースは、新たなジャンル(送迎など)を想定しています」
新型グランエースもアルファード/ヴェルファイアも豪華さを追求し、多人数が快適に移動できるクルマです。
新型グランエースは、6人/8人が快適に移動することができるワゴンとして送迎などの役割を担い、アルファード/ヴェルファイアは、ファミリーカーとしてはもちろん、最近は上級セダンの代わりとして、企業の重役や政治家などの移動で用いられるケースも増えています。
現在の高級ミニバン市場では、アルファード/ヴェルファイアが、日産「エルグランド」やホンダ「オデッセイ」などをリードしている状況です。新型グランエースが加わると、このカテゴリーの競争が激化することが予想されます。
2ページ目の後半の記事で「新型グランエース」が「新型グランビア」と誤って記載されている様に思う
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
くるまのニュース編集部です。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。
だっせえ!プラモデルみたい。
みるくんがだっせぇー