超豪華! 新型「グランエース」と「アルファード」はどこが違う? トヨタの高級ミニバンを比較
トヨタが新型フルサイズワゴン「グランエース」を発表し、2019年内に発売されることがわかりました。6人乗り/8人乗りを用意するグランエースですが、トヨタのミニバン「アルファード/ヴェルファイア」も同様に多人数乗車が可能です。そこで、新型グランエースとアルファードをくらべてみました。
高級ミニバン対決! グランエース vs アルファード
トヨタの新型フルサイズワゴン「グランエース」が、2019年内に発売されることになりました。
新型グランエースは、海外ですでに発表されている新型「ハイエース」の高級版となる、「グランビア(台湾・オーストラリア)」「マジェスティ(タイ)」の日本仕様として国内導入されます。
上質で快適な移動空間を提供するモデルとして新たに登場したグランエースですが、気になるのはトヨタの上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」の存在です。
新型グランエースとアルファードはどこが違うのか、比較してみます。
外観のデザインは、グランエースもアルファードも堂々としたスタイルとしています。
グランエースは、金属調の加飾を施した大型のフロントグリルとヘッドランプを組み合わせ、上下左右に張り出させることで、華やかで押し出し感の強いフロントフェイスを実現。
グリルと連続しヘッドランプに突き刺さるようなLEDデイタイムランニングランプとクロム加飾のフレームでひとくくりにしたプロジェクター式2眼LEDランプにより、高級車にふさわしい先進性を表現しました。
アルファードは、迫力感を増したフロントグリルで、縦を強調するメッキ加飾の大型フロントグリルで、大胆でアクのある華やかなフロントフェイスです。鋭い形状のLEDヘッドランプは精悍なイメージとし、ヘッドランプ下部をライン発光させることで先進感を演出しました。
どちらも華やかで迫力のあるデザインという点は共通していますが、メッキの面積が多いアルファードの方がダイナミックで高級感のある印象に見えます。
グランエースの内装デザインは、黒基調のインパネとし、エアコンの吹き出し部分やハンドルなどに金属調のアクセントを施しています。助手席正面には木目調の加飾も装着され、高級感のあるコクピットとしました。
アルファードも同様に、金属や木目の加飾を施したインパネで、上質感を演出しています。
ボディサイズは、グランエースは全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmに対し、アルファードは全長4945mm×全幅1850mm×全高1935mm(HVは1950mm)と、グランエースの方が上回っています。全長についてはトヨタ「ハイエース」のロングボディ(5380mm)に近いサイズです。
この大きなボディサイズを活かしたグランエースは、3列6人乗り仕様に加え、4列8人乗り仕様が用意されました。アルファードは3列仕様のみで、2列目のシートが2人の7人乗りか3人の8人乗りかを選択できます(3列目はいずれも3人)。
両車ともに8人乗り仕様をラインナップしていますが、グランエースは1列2人ずつなので、隣の人との空間は広々としているといえます。
グランエースの2列目と3列目は、アルファードの最上級モデルである「エグゼクティブラウンジ」の2列目に装備されているエグゼクティブパワーシートのように、アームレスト付きの本革キャプテンシートが装着されています。座り心地も良く、オットマン機構なども装備されており、快適に移動できる空間としました。
アルファードとヴェルファイアでは、通常モデルとは別に、モデリスタが手掛ける「ロイヤルラウンジ」という2列4人乗りのVIP仕様が用意されています。
「ロイヤルラウンジ」はショーファードリブンに特化したモデルで、前席と後席の間を大型スクリーン付きのパーテーションで隔て、後席の2座にはマッサージ機能や読書灯などが装備されるなど、贅沢な仕様で、後席をフルフラットにすることも可能です。
「ロイヤルラウンジ」は、VIPが快適に移動するために用意された、特別なモデルといってよいでしょう。
2ページ目の後半の記事で「新型グランエース」が「新型グランビア」と誤って記載されている様に思う
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
くるまのニュース編集部です。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
これからも変わらぬご愛顧を賜りますよう、
何卒よろしくお願い申し上げます。
だっせえ!プラモデルみたい。
みるくんがだっせぇー