大物政治家が関係? 全国でも珍しい「逆転式一方通行」の誕生理由とは
一方通行が逆方向にチェンジ! そのとき現場は?
13時になると、歩行者天国が終了します。可変標識が「12-24」の一方通行へと変わり、腕時計を眺めて待機していた警察官がカラーコーンを撤去し、神楽坂入り口の車止め看板は撤去されました。看板の撤去と同時に、出入り業者とみられる車両が次々に神楽坂へ入っていきます。
そのうちの1台であった、生活用品店の設備点検スタッフは以下のように話します。
「月に数回、神楽坂の店へ点検に来ますが、午後1番に設定されていることが多いです。なので、午前中の作業を終えて13時まで休憩を取ったあと、歩行者天国解除にあわせてお店へ向かいます。毎回同じタイミングで見かける業者さんもいるので、似たようなスケジュールを組んでいる方も多いのではないでしょうか」
くせ者である逆転式一方通行を把握し、その特性を逆手に取ってスケジュール調整に利用する人もいるようです。
今回、状況を調査した限り、一方通行が逆転した後でもとくに危険な場面は見受けられませんでした。歩行者だけでなく自転車やバイクの通行も多かったものの、それぞれ慣れた様子で通行していました。
普段の事故やトラブルの様子について、神楽坂下交差点付近の飲料販売店のスタッフは、以下のように話します。
「神楽坂へ勤めて約2年ですが、私は事故やトラブル見たことはないですね。昼間の歩行者天国や、一方通行が逆転したことを知らずに逆走するクルマはたまに見かけますが、とくにトラブルになることなく対処しているようです」
逆転式一方通行は、馴染みがなければ複雑です。しかし、日本で点在する場所は少なく、1度覚えてしまえば忘れることはないでしょう。
もしこの逆転式一方通行の道を通ることがあれば、事前にしっかりルールを把握してから、通るようにしましょう。
これって宮城県庁裏から北に続く一方通行と同じだと思いますが、切り替わる時間に行った事がない。
通勤時間帯からずれた9時だから、自然に切り替わっているのかな?