NISMOが造ったR35「GT-R」CRSは550馬力以上をミニサーキットでも使い切れる仕上がりだった!

2019年9月13日。自動車メーカー直系のチューニングブランド4社が開催するイベント「ワークスチューニング合同試乗会」がおこなわれました。TRD、NISMO、無限、STI、それぞれのメーカーが持ち込んだ自慢の最新カスタマイズカーを試してみました。

CRSは、サーキットに自走で行き、一日楽しんでまた自走して帰れるがコンセプト

 自動車メーカー直系の4大ブランドが開催する「ワークスチューニング合同試乗会」が、今年もツインリンクもてぎの北コースをベースとして開催されました。

 話題の新型車から人気モデルのさらなるブラッシュアップまで、各社がモータースポーツと生産車造りを通して得たノウハウを存分に注入した、ワークスならではのチューンドカーに試乗することができました。

 今回はNISMOがチューニングを施したR35 GT-R CRS仕様の試乗をメインにお届けします。

日産 R35 GT-R CRS
日産 R35 GT-R CRS

NISMOが提案するR35 GT-RのCRSは世界のスーパースポーツたちも真っ青の仕上がり

 ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は、第二世代GT-Rの歴代車両を「クラブマンレース・スペック」(CRS)として5台持ち込みました。そして今回は、最新世代であるR35 GT-Rに試乗することができました。

 クラブマンレース・スペックとはユーザーが自走してサーキットへおもむき、一日楽しんでまた自走して帰るというコンセプトを具現化したモデルです。

 試乗したCRSは、2013年モデルをベースに作られた一台。エンジン・サスペンション・エアロシステムと、すべての項目で漏れなくNISMOパーツで武装するCRSですが、一番特徴的な所はどこかと尋ねると、開発スタッフはサスペンションだと答えました。

 オーリンズが制作したNISMOオリジナル仕様のダンパーはなんと4WAY。伸び/縮みの減衰力を、ピストンスピードが遅い領域(ロースピード)と速い領域(ハイスピード)で、それぞれ別々に調整できるといいます。まさにレーシングスペックのダンパーシステムです。さらにこのCRSはフロントアッパーリンクセットでキャンバー角を与え、スタビライザーキットで横剛性を高めていました。

 ちなみにこのスポーツサスペンションキットは「NISMO Nアタックパッケージ」と同じ4WAYシステム。しかしそのスプリングレートは、よりフラットな国内サーキットの路面ミューを考慮して、スプリングレートが高められているといいます。

 果たしてそんな、本格的なサーキット仕様のGT-Rが、ツインリンクもてぎ北ショートコースの狭いコースにマッチングするのか。そんな疑問を持ちながらコースに入りましたが、良い方向で期待を裏切られました。

 GT-RはFRベースながらもトルクスプリット式の4WDシステムを搭載することから、脱出加速が最も重要視されるクルマです。そしてフロントにV型6気筒エンジンを搭載しつつ、前輪にも駆動が掛かっていることから、アンダーステアが出やすいクルマでもあります。だからクリッピングポイントまでに姿勢を作り、GT-Rを「いかに曲げるか」がドライバーの仕事になります。

 ここでCRSは、非常に高いステア応答性を発揮しました。ターンインに掛けての手応えが確かなため、フロントタイヤのグリップ感がつかみやすいのです。よってブレーキングにも自信を持って臨むことができ、この荷重を逃がさないようにステアリングを切って行けるのです。総じて、スタンダードモデルよりも良く曲がる印象です。

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