あなたは見抜ける? スズキ次期型「ハスラー」どこが変わった? 中身はかなり違うんです!
スズキは、2019年10月24日から東京ビッグサイトと、お台場エリアで開催される第46回東京モーターショー2019において、「ハスラーコンセプト」を発表します。
フロントフェイスはキープコンセプト
スズキは、2019年10月24日から11月4日まで、東京ビックサイトと、お台場周辺エリアで開催される「第46回東京モーターショー2019」において、「ハスラーコンセプト」を参考出品車として世界初公開します。
ハスラーコンセプトは参考出品車として出展されますが、その完成度の高さから2代目となる新型ハスラーと推測できます。発売日は未定ですが、近い将来、このスタイルでフルモデルチェンジされる予定です。
ハスラーコンセプトのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mm、ホイールベースは2460mmとなります。
現行型ハスラーは全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mmなので、大きさはほとんど変わっていませんが、現行型のホイールベースは2425mmなので35mm長くなっています。この2460mmというホイールベースは、現行型「アルト」や「ワゴンR」と同じです。
フロントマスクは、現行ハスラーのデザインを踏襲しています。丸目を基調にしながらウインカーを一体型としたヘッドライトや、アンダーガードなども現行のコンセプトと変わりません。フロントグリル形状が台形から長方形に変わったのが見た目上での変更点です。
サイドスタイルでは、フェンダーアーチを黒で統一する手法は現行ハスラーを踏襲していますが、Cピラーに新たに窓を設けてシックスライトとすることで、現行とは大きくイメージが異なっています。
大きく変わったのは室内です。インパネではメーター/カーナビ・オーディオ/グローブボックスにそれぞれベゼルを設けたデザインになっています。
また多彩な収納スペースや、荷室側からスライド可能なリアシート、防汚性の高いラゲッジルームなど、遊びのギアとしての使い勝手も向上しています。
さらに衝突軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」の夜間歩行者者検知をはじめ、後退時ブレーキサポートを搭載しています。またターボモデルには全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能を採用しています。
発表されている搭載エンジンは、660cc直列3気筒・吸排気VVTマイルドハイブリッド、および660cc直列3気筒ターボ・吸気VVTマイルドハイブリッドの2種類で、駆動方式は4WDです。
東京モーターショー2019では、このハスラーコンセプトをベースにしたモデルがもう1台展示される予定です。
「アーバンアウトドアスタイル」と名づけられたこのモデルは、バーミリオンオレンジをベースに、カモフラージュ調のサイドデカール、モノグラム調ルーフラッピング、マットガンメタのアクセントカラーでファッショナブルに仕立てた外観で、専用のルーフラックやマッドフラップ、タイヤを装備します。
また室内も、ハスラーのロゴやクライミングロープのようなパイピングを施したシート、迷彩柄のフロアマットなど遊び心を感じさせるアイテムが装着されます。
※ ※ ※
現行型ハスラーは、2014年1月に登場しました。
軽トールワゴンとSUVをかけ合わせた新ジャンルのクロスオーバー軽自動車は、大径タイヤやスクエアなボディなど、その愛らしくも力強いスタイリングや、4WDの走行性などがレジャー志向のユーザーを中心にヒット、2014年には10万4233台を販売して軽自動車販売ランキングで10位に入っています。
以来、2015年は9万5557台(9位)、2016年は8万5762台(7位)、2017年は7万2600台(10位)、2018年は6万5291台(8位)と、軽自動車ランキングで常に10位以内に入る人気モデルとなっています。
新型ハスラーは、バッテリーも少し大きくなっていませんか?
新型アルトのようにボディー剛性も上がっていませんか?