大雨で車が浸水! どう対処する? 水没後の車へのNG行為とは
外出先の時間貸し駐車場で、クルマが水没したらどうなるのか
九州北部といえば、大都市圏である福岡県をはじめ、繁華街や観光地があることでも知られています。

万が一、外出先で時間貸し駐車場を利用しているときにクルマが水没してしまったら、どうなるのでしょうか。「タイムズ」ブランドの駐車場を運営する「パーク24株式会社」グループ企画部の担当者は、次のように説明します。
「時間貸しの駐車場を利用しているときに冠水や水没した場合ですが、結論からいうと利用約款の『免責』に記載してあるとおり、『当社の責に帰すべき事由によらない原因に起因して被った損害』について責任は負いません。自然災害時でも同様です。
タイムズに限らず、例えばマンションやスーパーの駐車場などの私有地にある駐車車両を、法的手続きをおこなわずに動かすことは、法律で禁じられております。そのため、仮に動かす手段があったとしても、弊社側でクルマを避難させることはできません。
水害が想定される場合は、早めにお客様ご自身で移動していただく必要があります」
都市部でよく見かけられるタワー式駐車場の場合はどうなのでしょうか。
「一般的なタワー式の場合、お預かりしたクルマを上方へ移動しますので、冠水は考えづらいのですが、基本的には先ほどと同様に、お客様ご自身の判断で動かしていただくこととなります(「パーク24株式会社」グループ企画部)」
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知らない地域へドライブをするときは、気象情報をはじめとした情報収集を、普段以上に念入りにおこなう必要があるといえるでしょう。
ゲリラ豪雨をはじめ、天気が急変する事例が数多く報告されるなか、天気の状態と道路の浸水には、ひきつづき注意が必要です。
Writer: くるまのニュース編集部
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