あおり対策に有効! 走行時のトラブルを記録する「ドラレコ」を選ぶときのポイントとは?

今後はさらなる高機能&全方位タイプが主流に

 前方用カメラと合わせて、後方用カメラを装備するのが「2カメラタイプ」です。前方の映像と音声の記録はもちろん、後方視界を確保する別カメラがあれば、後方からの追突事故やあおり運転などでもしっかりとした証拠を残すことが可能です。

リアカメラであおり対策も万全
リアカメラであおり対策も万全

「現在もっとも人気なのが、この2カメラタイプのドライブレコーダーです。前後カメラともに120°程度の広い視野角を持つレンズを採用しているものが多く、クルマの斜め方向もしっかり記録できます。また後方用カメラの設置場所を車内の中央寄りにすれば、後部座席の様子なども含めて記録することができます」(前出の販売店スタッフ)

 価格は、1万5000円から2万円程度のモデルが多く、フルHD画質(前方のみ・後方はその半分程度の画質)と高画質なのも特徴です。

 また、この価格帯になると、走行中の記録だけでなく「駐車監視機能」と呼ばれる、駐車時にクルマへの衝撃を感知した瞬間を自動記録する機能も搭載しています。駐車時に大切な愛車へのイタズラを心配する人にとっては、ぜひとも欲しい機能といえます。

 ドライブレコーダー自体に事故を抑制する機能はないものの、万が一の瞬間を記録することで後々のトラブルを優位に解決できる証拠が残せるのは大きなメリットです。そのためにも重要なのは、カメラに映らない死角をどれだけ減らせるかということです。

 最新の上位機種では360°の視野角を持つレンズ搭載のモデルが登場しています。さらに、前後カメラだけでなく、ドアミラー下部にも左右独立したカメラを取り付ける「4カメラタイプ」も登場しています。

 このタイプは、どんなクルマに装着されるケースが多いのでしょうか。前出の新車・中古車販売店のスタッフは、次のようにいいます。

「やはり高性能なドライブレコーダーの装着を希望されるのは、高級輸入車のオーナーが多いです。

 画質も300万画素を超える高画質な映像が記録可能で、価格は3万円から4万円前後が主流となります。装着や配線処理まで依頼される人も多い傾向があります。

 オーナーが自ら装着することもできますが、多少の工賃がかかってもプロに任せてキレイに配線処理をしたい人が多いためです」

※ ※ ※

 ドライブレコーダーは、価格が上がるほど高画質かつ高性能になるので、予算と求める性能で選ぶのがベストのようです。

 気をつけたいのは、価格の安さばかりを気にしていると、故障したときに修理できないというケースも起こり得ます。精密機械ゆえに、しっかりとしたアフターケア体制が整っているメーカーの商品がおすすめです。

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