あおり対策に有効! 走行時のトラブルを記録する「ドラレコ」を選ぶときのポイントとは?
最近、搭載率が増加している「ドライブレコーダー」。車内に取り付けたカメラにより、走行中はもちろん駐車時にも映像と音声が記録できるタイプもあり、事故やイタズラなど、いざというときの証拠として活用できるメリットがあります。愛車を守るために装着しておきたいカー用品ですが、どんなタイプのドライブレコーダーがあるのでしょうか。
人気のドラレコ、どれを選んだらいいのか…
最近、頻繁に目にするあおり運転や事故などの映像。あの映像のほとんどは、ドライブレコーダー(以下、ドラレコ)によるものです。
実際にドラレコの装着率は増えており、2017年の装着率は15.3%であったのに対し、2018年には31.7%と大きく伸びています(ソニー損保「全国カーライフ実態調査」調べ/2018年に実施)。
ドラレコは日々進化しており、事故やあおり運転など走行中のトラブルはもちろん、駐車中でもイタズラなどでクルマに衝撃が加わったタイミングで自動で記録を残す機能を搭載するモデルなど、さまざまなものが販売されています。一体どのようなタイプが人気があるのでしょうか。
ドラレコの価格は数千円から3万円前後と幅広く、どれを選べばいいのか判断が難しいところですが、重要視されるのは「画質」と「画角」です。クルマ同士のトラブルが発生した場合、相手のナンバープレートがしっかり認識できる画質であることが重要なポイントとなります。
機能やカメラのレンズ数、タイプによって、大きく3つに分類されますが、もっとも手軽に装着できて価格も手頃なのが、ひとつの広角カメラで前方を中心に記録する「1カメラタイプ」です。
新車・中古車販売店のスタッフは、1カメラタイプのドラレコについて次のように説明します。
「1カメラタイプの魅力は、なんといってもコストパフォーマンスです。廉価モデルなら5000円以下から購入できるので、とりあえずドラレコが欲しい人にはいいと思います。
最近の1カメラタイプは画質も大幅に向上し、安くてもフルHD画質で記録できるようになっているものが主流になっています
ただし、1万円以下の低価格ドライブレコーダーは海外製のものが多く、故障などのアフターケアに不安が残る部分もありますので、できれば国産メーカーのものがおすすめです」
ドラレコは、タテ・ヨコ・ナナメの画角で撮影範囲が決まるのですが、なかでも重要なのはヨコ方向の画角です。前方をワイドに記録することで、クルマの斜め前方からのトラブルなども記録できます。
現在は110°前後の左右範囲を記録できる広角レンズ搭載モデルが人気になっており、120°以上の広角を記録できるタイプなら「1カメラタイプ」でも十分な映像と音声を記録することが可能です。
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