台風で愛車に傷が… 自然災害のトラブルで自動車保険は適用される?

毎年、7月から9月の間には、台風が多く発生するといいます。強風や強雨で予期せぬトラブルが愛車に起こった場合、自動車保険は適用されるのでしょうか。

愛車が台風被害に! 自動車保険は適応される?

 毎年、夏から秋にかけて上陸することの多い台風ですが、強風や強雨で予期せぬトラブルが起こる危険性があります。

 過去の台風でも、強風によって飛んできた物が飛んでくる、大雨によって浸水するといったさまざまなトラブルが多発しています。では、実際に自分の愛車が台風の被害に遭った場合、自動車保険は適用されるのでしょうか。

台風による大雨や強風によって、愛車が被害にある可能性もある
台風による大雨や強風によって、愛車が被害にある可能性もある

 気象庁が発表している「台風の上陸数」の統計によると、1年間のなかで7月から9月に上陸するケースが多いといいます。
 
 2018年では1年間の台風上陸数の5件すべて、2017年では4件中3件、2016年は6件中すべてが7月から9月の間に台風の上陸が集中しているようです。

 この時期に、台風が多く発生する理由として太平洋高気圧が弱まるためとされています。それまでの時期は、太平洋高気圧は南から日本を覆っており、台風が日本へやって来ても高気圧が壁のような役割を果たし、台風を日本へ近づけません。
 
 しかし、7月から9月の時期は、太平洋高気圧が弱まるため壁がなくなり、台風が上陸しやすくなるのです。

 そんな世間の休みと台風の発生が重なる時期では、台風を原因とするクルマのトラブルも増加します。
 
 台風のなかでの運転は、強雨による視界不良や強風でハンドルがとられてしまうなどの可能性があり、注意が必要です。しかし、モノが飛んできたり木などが倒れたりなど、注意していても防ぎきれない偶然のトラブルも考えられます。
 
 台風によって予期せぬトラブルが愛車に起きた場合、自動車保険は適用されるのでしょうか。台風被害での保険適用について、ソニー損害保険株式会社の担当者は以下のように話します。

――台風による損害の補償内容について教えてください。

 台風が原因の飛来物による損傷や水没などに対しては、損傷状況を確認した上で保険を適用します。トラブルの際はまずご相談して頂ければと思います。

※ ※ ※

 台風は、自然災害のため対策すべきトラブルの予測が難しいとされますが、状況に応じて可能な限り対応するとのことでした。

 ほとんどの自動車保険会社では、台風による損害という項目はインターネット上などで紹介されており、保険が適用される場合がほとんどのようです。

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