スバル新「“8人乗り”SUV」登場! 2.4リッター「水平対向エンジン」搭載&3列シート採用! 高性能4WDも搭載の全長5m級モデル「アセント」米国仕様とは
スバルの北米法人は2025年7月24日、3列シートSUV「アセント」の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スバルの8人乗りSUV!
スバルの北米法人は2025年7月24日、現地で生産している3列シートSUV「アセント」の新たな2026年モデルを発表しました。
アセントは、北米市場におけるスバル最大のSUVです。
広大な道路事情や長距離移動、複数世代での家族利用といった現地のライフスタイルを念頭に開発され、2018年に生産が始まりました。

ボディサイズは全長4998mm×全幅1930mm×全高1819mm、ホイールベースは2890mm。乗車定員は7人(2-2-3)または8人(2-3-3)です。
パワートレインは、最大出力260馬力・最大トルク277lb-ftを発生する2.4リッター水平対向4気筒エンジンに、リニアトロニックCVT(8速マニュアルモード付き)とシンメトリカルAWD(全輪駆動)を組み合わせています。
今回発表された2026年モデルでは、グレード構成を見直すとともにアメニティのさらなる拡充が図られました。最も顕著なのはエントリーグレードの「プレミアム」です。フォグランプを追加装備するとともにドアミラーをブラック化。上級グレードに近い見栄えとなります。
またプレミアムのシート表皮には、本革のような質感を持つ防水マテリアルStarTexを新たに採用。さらに電動調整機能を運転席に加えて助手席にも設定するなど、利便性と快適性が向上しました。
最上級グレードの「ツーリング」は、インテリアの随所にあしらわれる木目調加飾とレザーのステッチカラーなど細部の意匠変更によって、より上質な雰囲気となります。
ボディカラーの変更点として、従来のコズミックブルーパールに代わってサファイアブルーパールが新たに設定されます。
グレードは廉価順に「プレミアム」「リミテッド」「リミテッド・ブロンズエディション」「ツーリング」「ツーリング・オニキスエディション」の5タイプを設定します。
ブロンズエディションはホイールやクラッディングなど外装パーツの一部をブロンズ仕上げにした仕様です。オニキスエディションはホイールを含めて外装および内装をブラックで統一した仕様となります。
価格は4万2245ドル(約620万円)から。北米での発売は2025年秋を予定しています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。































