軽自動車の新たなトレンドになる!? 非スライドドアの最新軽トールワゴン5選
日産×三菱がタッグを組んだ最新モデル
●三菱「eKクロス」
2019年3月に発売された三菱の軽トールワゴン「eKクロス」は、4代目「eKワゴン」と同時に発売されたSUVテイストのクロスオーバーモデルです。
ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mm(FF)で、外観の特徴である縦型の3灯式LEDヘッドライトは、上2段がロービームで、下にハイビームを配置したことで路面状況が把握しやすく、対向車が感じる眩しさを抑えながら独特の存在感を醸し出しています。
パワートレインには新たにハイブリッドシステムを採用。最高出力52馬力の直列3気筒エンジンと、64馬力の直列3気筒ターボエンジンの両方に、2.7馬力の交流同期電動機(モーター)が搭載されています。
加速時はバッテリーに蓄えた電力を利用してモーターがアシスト、減速時には電気エネルギーをリチウムイオン電池に充電します。
さらに車速が約13km/h以下になると、エンジンを停止させる「AS&G(オートストップ&ゴー)」も採用し、燃費低減に寄与しています。
また、メーカーオプションの「先進快適パッケージ」を選択すれば、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKA(車線維持支援機能)、三菱初の高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」などの先進安全技術が装備されます。
eKクロスの価格は141万4800円からです。
●日産「デイズ」
2013年に初代がデビューした日産「デイズ」は、三菱「eK」シリーズ(3代目以降)との共同開発車で、日産が初めて商品企画段階から携わった軽自動車でした。
外観や装備、グレード体系などはeKシリーズと異なり、随所に日産らしさを持ったクルマでした。
2019年に発売された現行の2代目では、先進運転アシスト技術「プロパイロット」や、急病時や危険を感じた時にコールスイッチを押せば、位置情報やセンサー情報とともに専門のオペレーターにつながる「SOSコールスイッチ」を軽自動車に初めて搭載するなど、安全性能が飛躍的に向上しています。
デイズのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mm(4WD車は1660mm)で、17種類のボディカラーバリエーションがあるデイズ、デイズ ハイウェイスター。そしてカスタマイズカーであるデイズボレロの3タイプが選べます。
エンジンはベーシックモデルが最高出力52馬力の直列3気筒で、ハイブリッドモデルではこのエンジンに2.7馬力のモーターが加わります。さらに、64馬力の直列3気筒ターボエンジン+モーターを選ぶことも可能です。
デイズの価格は127万3320円から、デイズ ハイウェイスターは146万9800円から、デイズボレロは141万1560円となっています。
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ミニバンでは狭い駐車場の乗降時や、荷物の積み下ろし時に、使い勝手の面でスライドドアが好まれます。
しかし軽自動車の場合は全幅が登録車よりも狭いため、必ずしもスライドドアが必要ではないという人もいるようです。実際、eKクロス、デイズ、N-WGNと、ヒンジドアの新型車が続けて発売されました。
スライドドアは電動が当たり前になっているので、コスト面や重量面ではヒンジドアのほうが有利です。価格を抑えたいのであれば、使用状況によってヒンジドア車を検討してみてはいかがでしょうか。
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