道路はなぜ黒い? 首都高では赤色道路も増加する意外な理由とは

「赤いもの」といえばトマト、「黄色いもの」といえばレモン、というように色から連想されるものは多くありますが、身近にある「黒いもの」のひとつに道路が挙げられます。そもそもなぜ道路は黒いのでしょうか。

道路が黒いのはなぜ?

「赤いもの」といえば郵便ポスト、「黄色いもの」といえばバナナ、というように色から連想されるものは多くありますが、身近な「黒いもの」のひとつに道路が挙げられます。しかし、そもそもなぜ道路はなぜ黒いことが多いのでしょうか。

道路の舗装はなぜ黒いのか
道路の舗装はなぜ黒いのか

 日本をはじめとした先進国においては、道路は舗装されていることが多く、大半は黒い色となっています。道路の舗装について、国土交通省 東北地方整備局は次のように説明します。

「道路の舗装には、大きく分けて、アスファルト舗装とコンクリート舗装があります。発展途上国などではコンクリート舗装が主流のところもあるものの、日本を含む先進国ではアスファルト舗装が主流です。

 アスファルト舗装は、石油から生産される『アスファルト』を、骨材と呼ばれる砂、砂利などの材料とプラントで加熱混合して道路に敷き固めます。アスファルトの色が黒色であることから『黒舗装』あるいは『たわみ性舗装』などとも呼ばれます」

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 前出の国土交通省 東北地方整備局によると、アスファルト舗装の利点として、継ぎ目がないことから走行性に優れることや、固まるまで時間のかかるコンクリートと異なり早く利用できるため、クルマを通しながらおこなう工事に適している点などがあるといいます。

 ちなみにコンクリート舗装は、セメントを道路に敷き固めることで作られ、コンクリートが固まると一枚の板となるので「剛性舗装」や、また白色であることから「白舗装」とも呼ばれます。

 一方、近年では道路の路面温度を抑える取り組みが進められており、そのひとつとして国土交通省がおこなった「遮熱性舗装」の効果検証があります。

 具体的には、舗装の表面に熱反射顔料を含む遮熱材を吹き付けることで、赤外線を反射させるという方法が採られました。

 国土交通省による検証は2015年7月におこなわれ、結果としては晴天時に最大9.8℃、曇天時に最大4.4℃ほど、遮熱性舗装が低い路面温度を記録したということです。

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