車のトラブルどう防ぐ? お盆時期に多い救援依頼とはどんなもの?
高速道路上でパンク!? トラブル時にとるべき対処法とは
お盆の時期の一般道で、バッテリートラブルに次いで多かったのが、「タイヤのパンク&バースト」でした。タイヤのパンクは、2018年度1年間の出動件数第2位のトラブルでもありました。
これは、お盆時期の高速道路トラブルではトップ(1292件)になっており、この時期の通報で4割に迫っています。
ひとことでパンクといっても、ゆっくりと空気が抜けていく「スローパンクチャー」や、タイヤが破裂する「バースト」などがあります。
またJAFによると、パンクの救援現場でよく遭遇するのが、「スペアタイヤを積んでいなかった」、あるいは「積んでいる場所を知らなかった」というケースだといいます。
トラブルを未然に防ぐために、またいざというときのために、ドライブの前にチェックしておくべきでしょう。
タイヤ自体に問題がなくても、タイヤ内の空気は自然に抜けていきます。また、バーストも基本的には空気圧不足が原因のことが多いです。少なくとも1カ月に1回は空気圧の点検や、亀裂や損傷が無いかをチェックしましょう。
給油時にガソリンスタンドで点検してもらうこともできますし、セルフ式ガソリンスタンドにもタイヤ用のエア充填機が設置してあり、自由に使える店舗がほとんどです。
タイヤの空気圧は、目視しただけではどれくらい入っているか判断できません。必ずタイヤ空気圧を計測するゲージで測定しましょう。
あわせて、クルマにスペアタイヤが積んであるかどうかの確認、スペアタイヤ搭載車であればスペアタイヤの空気圧点検、非搭載車であればパンク修理キットの説明書を確認しておくべきです。
万一、走行中にタイヤがパンク、バーストしても、慌てて急ハンドルや急ブレーキをせず、ステアリングをしっかり保持して減速することが大切です。
どんなクルマでもボディを支えているのはタイヤです。路面との接地面積はタイヤ1本あたりハガキ約1枚分と小さく、それだけにタイヤの空気圧と残り溝の点検は、安全運転と大きく関係する大切なポイントです。
仮に空気圧が低い状態のまま走行すると、乗り心地が悪くなったり、ハンドルが取られたりするなど車両の走行安定性が損なわれるだけでなく、タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も大きくなり燃費も悪化します。また、パンクやバーストの危険性も飛躍的に高まります。
逆に空気圧が高過ぎると、直進安定性が悪化したり、タイヤを偏ってすり減らす原因ともなります。クルマごとの指定の空気圧を保つことが大切です。
また、忘れがちなのがスペアタイヤの状態です。トランクなどに入っているスペアタイヤについても普段から点検しておきましょう。
いざというときに使おうとしたら、空気が抜けていて使えなかったのでは意味がありません。スペアタイヤの指定空気圧はスペアタイヤの側面に記載されています。
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お盆のドライブだからといって、普段と気をつけるべきことは大きく違わないようです。バッテリー上がりとタイヤのトラブルに留意して、快適なドライブを楽しみましょう。
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