「デミオ」から変わった「マツダ2」が直感的に“良い”と感じる理由とは
正しい姿勢を保つことで得られる効果。そしてそれを実現するシートへのこだわりとは
マツダ車すべてにいえることですが、マツダ2も「正しい運転姿勢」ができるシートが与えられています。その「正しい運転姿勢」について教えてくれたのは、デューク更家公認スタイリストプロフェッサーである山田 紫津子さん。
山田さんは質を高めるウォーキングを得意としており、この日は報道陣に対して、仙骨を立てるための簡単なエクササイズも教えてくれました。
エクササイズをする前にまっすぐと立つと、山田さんが身体を「ドン」と押してくれます。もちろん上半身はふらつきますが、「まぁこれくらいふらつくだろう」という程度で違和感は感じません。
そのあと教えてもらったエクササイズを実践すると、山田さんがまた身体を押してくれました。すると、驚くことに今度は上半身がふらつきません。これは、仙骨が立つエクササイズをしたために、身体のバランス感覚が適正に戻ったからだといいます。
「仙骨が立つことによって正しい姿勢が取れるようになり、心も身体も元気になることができます。姿勢を正せばスタイルも良くなりますし、気分も上がってきます。クルマに乗っている姿ももちろん美しくなりますから、マツダ2のシートは人を輝かせることのできるシートだと思います」と山田さんはコメントしました。
また、マツダ 車両開発本部の元吉菜織子さんはマツダ2のシートについて以下のようにコメントしています。
「マツダのシートのコンセプトは、『お尻フカク・背筋スーッ』です。山田さんがいってくれたように、骨盤がしっかり立つシートを作ることで、疲れない姿勢で運転することができるんです。
骨盤が立ち、背骨がきちんとS字カーブを描くシートであれば、余分な力を使わずに済みますし、身体のバランスも常に適正に保てます。マツダ2のシートは、ドライバーが力を入れずに脱力した姿勢で運転することができるシートです。そして、その姿勢こそが最も疲れず、クルマを最もコントロールしやすい状態なんです」
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今回のトークセッションでは、クルマの機能的な部分やメカニカルな部分についてはほとんど触れられることはありませんでしたが、マツダ2に触れて感じる感覚的な良さのワケを知ることができました。
走行性能の高さや内装のマテリアルなどは、クルマを選ぶにあたってとても大切な要素であることは間違いありませんが、マツダ2はそれらスペック的なものだけではなく、直感的に「良い」と思える、人の感性の部分にまで訴えかけるように作られていることが分かりました。
何気ない日常を素敵な日に変え、自分らしく生きるためのクルマ。そしていつしか、手放せないお気に入りのアイテムのひとつになる。その魅力こそがマツダ2のもつ本質なのかもしれません。
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