メルセデス・ベンツ初の前輪駆動セダン 「Aクラスセダン」登場
メルセデス・ベンツとして初めての前輪駆動(FF)セダン「Aクラスセダン」が登場しました。2019年7月22日から予約注文の受付を開始します。
フォーマルな「セダン」スタイルと若々しい「Aクラス」の融合
メルセデス・ベンツ「Aクラスセダン」が2019年7月22日に発表、予約が開始されました。今回日本に上陸した「Aクラスセダン」は、コンパクトカーのAクラスやBクラスに使用されている最新の前輪駆動(FF)シャシをベースにした、初めてのコンパクトセダンです。
ラインナップは「A180セダン」「A180スタイル セダン」「A250 4マティック セダン」で、車両価格はA180セダンが344万円(消費税込、以下同様)、A180スタイル セダンが386万円、A250 4マティック セダンが476万円です。A250 4マティック セダンは2019年9月頃、A180セダンは2019年の年末頃の納車を予定しています。
また、発表記念特別仕様車として「A250 4マティック セダン エディション1」も同時に発表されました。ボディ色にポーラーホワイトを採用、コッパーアクセント入りブラックダイヤモンドグリルや専用のコッパーアクセントの入った19インチAMGマルチスポークアルミホイールなどを標準装備したモデルで、価格は582万円です。
A180セダン/A180スタイル セダンに搭載されるエンジンは、1.4リッター直列4気筒ターボで、136馬力/200Nmを発生、前輪を駆動します。またA250 4マティック セダンに搭載されるエンジンは2リッター直列4気筒ターボで224馬力/350Nmを発生、こちらは4マティック(4輪駆動)となります。7速デュアルクラッチトランスミッション(7G-DCT)と組み合わされ、右ハンドル仕様のみです。
最新のメルセデス・ベンツ車に採用されて好評の、「ハイ、メルセデス」と話して起動する対話型インフォテインメントシステム「MBUX」も、Aクラスセダンに搭載されています。
先進安全運転支援システムも充実しています。自動緊急ブレーキによる被害軽減機能、車線維持機能、斜め後ろの死角の車両との衝突回避を支援する機能など、最上級モデル「Sクラス」と同等のシステムを「レーダーセーフティパッケージ」としてオプション設定しています。
ほかにも「ナビゲーションパッケージ」や、360°カメラシステム、ヘッドアップディスプレイやアドバンスドサウンドシステムなどの「アドバンスドパッケージ」とパッケージオプションを用意していますが、発表記念特別仕様車「A250 4マティック セダン エディション1」にはこれらのパッケージオプションはすべて標準装備されます。
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全長4549mm×全幅1796mm×全高1446mm、ホイールベースは2729mm(日本での認証前のため数値はすべてヨーロッパ仕様)です。ベースとなる5ドアハッチバックの「Aクラス」が全長4440mm×全幅1800mm×全高1420mm、ホイールベースが2730mm(日本仕様)ですので、ホイールベースはそのままにトランクスペースの分だけ全長をおよそ110mm伸ばした印象です。
ワイド&ローのスポーティなデザインは空力性能の改善にも貢献しており、Cd値(空気抵抗係数)は0.22、前面投影面積は2.19平方メートルと、量産乗用車では最高の空力性能を備えています。
ヨーロッパですでに発売されているAクラスセダンのパフォーマンスモデル「AMG A35 4マティック サルーン」も、2020年には日本に上陸する予定です(編集部予想)。このモデルは306馬力/400Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載、4輪駆動で0-100km/hは4.8秒、最高速度は250km/h(リミッター)という実力を発揮します。
Aクラスセダンと同じ、Cセグメントのプレミアムセダンは世界的にもモデル数が少ないのですが、ライバルはアウディ「A3セダン」となるでしょう。
A3セダンは全長4465mm×全幅1795mm×全高1405mm(グレードにより1390mm)で、ホイールベースは2635mmになります。車両価格は314万円から451万円で、スポーツモデル「S3セダン」も用意され、こちらは633万円になります。
A35最高速度350Kmは凄い。
CLA 4ドアは前輪駆動車両の設定で、セーフティーパッケージも付いており、なかなか良かったですが。
となると、CLAの方が、2〜3年前に、先に前輪駆動セダンとして日本に正規輸入車両として登場していると思います。
メルセデス・ベンツ日本もしくはメルセデスベンツ本社が御社へのプレスリリースとして配信されている情報でしょうか。ご確認お願いします。