かつては高級車の証? コーナーポール装着車が減少している理由とは

カー用品店での売行きはどうなのか?

 社外品コーナーポールの販売傾向について、カー用品店オートバックスを運営するオートバックスセブンは、次のように話します。

「売れているか売れていないかという観点では、そこまで売れているわけではありません。ある一定の、低い水準で細々と売れているアイテムで、需要のピークは2000年代でした」

昔は、コーナーポールの先端にロゴなどが付いているタイプも存在
昔は、コーナーポールの先端にロゴなどが付いているタイプも存在

 また、コーナーポールの購買層については、「比較的ご高齢の方が購入されます」としており、さらに購買層の車種にもある程度の傾向があるようで、「軽自動車やコンパクトカー、ミニバンでは不要でも、セダンタイプやSUVなどボンネットが長く、車幅の感覚が取りづらい車種に乗られている方が購入しています」といいます。

 すっかり消えてしまったと思い込みがちなコーナーポールですが、昔からコーナーポールに親しみのある、高齢ドライバーや、視界確保が難しい大型セダンのユーザーには、一定ニーズはあるようです。

 高齢ドライバーを中心にコーナーポールに親しんできた人からの需要があるからこそ、オートバックスではいまも一定の種類を販売しているといいます。

 そのような人がクルマを乗り替えた際、再び装着する傾向もあるようです。死角を減らす技術は進んでも、コーナーポールを愛用してきた人にとっては、染みついた運転感覚があるのかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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