かつては高級車の証? コーナーポール装着車が減少している理由とは
昔は、高級車の証ともいわれた「コーナーポール」。しかし、最近は見かける機会が減少しています。車幅感覚をつかみやすいコーナーポールは、なぜ見かけなくなったのでしょうか。
一昔前まで、フロントバンパーにコーナーポールを付けているクルマを見かける機会は多くありました。しかし、最近の新型車などでは、コーナポールを付けていないクルマが増えています。
過去には、高級セダンといえばコーナーポールという時代もありましたが、なぜ減少傾向にあるのでしょうか。
コーナーポールとは、フロントバンパーに装着する棒状のものを指し、伸縮式や夜間に点灯するものなどさまざまなタイプが存在します。
そのため、ドライバーからは見えづらい前方の車幅感覚を補い、安全性を高めるためのアイテムとして長らくドライバーに親しまれてきました。
過去には、高級車への搭載イメージが強いことから、大型セダンのフロントバンパーにアンテナのように立っているポールを見て、憧れを抱いた方も少なくはないのではないでしょうか。
コーナーポールを付けるユーザーが減った理由について、大手自動車メーカーの広報は次のように話します。
「最近のクルマには、コーナーセンサーやカメラといった死角の障害物を知らせる安全装備が充実していることが、コーナーポールが減少した理由だと思います。
ただし、高齢者は安全装備が付いていてもコーナーポールがあると安心できるという人もいるために、車種によってはオプションとして設定していることもあります」
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そのため、トヨタ車ではほとんどの車種、ホンダ車でも軽自動車からコンパクト、ミニバン、セダン、SUVまで、ひととおりの車種にコーナーポールがオプションとして用意されています。
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