雨天時の事故は晴天時の4倍! 運転するときに気を付けたいポイントとは
雨の日に事故を防ぐために、自分でできることは?
雨天時には、思わぬトラブルを回避するために慎重な運転が重要ですが、クルマの状態も事前にチェックしておくことも必要です。
最初にチェックしたいのが、タイヤです。タイヤは路面としっかりと接していることが重要ですが、日頃から空気圧をチェックしたりタイヤの溝が減っていないかを確認しておきましょう。
タイヤは常に新品である必要はありませんが、装着しているタイヤが5年以上経過していたり、3万km以上も走行している場合は、現在の状態を確認してみてください。溝が十分にあっても、経年劣化でゴム自体が硬化しているケースもあります。
また、タイヤワックスの使いすぎには注意が必要です。ワックスがタイヤ表面に皮膜を作り、グリップ力が低下するケースもあります。
もちろんタイヤワックスが表面をカバーすることで、紫外線や雨風から表面を守り劣化を遅らせる効果もありますので、使用する場合は、タイヤの側面に塗布するように心がけてください。
タイヤに加えて、ワイパーブレードの劣化も注意したいポイントです。
劣化しても見落としがちなワイパーブレードですが、長期間使用すると拭き残しができて、フロントガラスが見えにくくなってしまう消耗品です。
ワイパーブレードは数千円程度なので、雨天時に拭き残しがあると感じたら新品に交換することをお勧めします。
また、ワイパーの状態を確認するとともに、撥水性のウインドウコーティングを併用するのも有効です。雨天時の視界を少しでも確保するために、自分でできるメンテナンスとして試してみてはいかがでしょうか。
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雨の日は、「急ハンドル・急発進・急減速」を避ける気持ちを、晴天時以上に心がけることが必要です。不測の事態に備えて少し早めに出発するなど、ゆとりを持って運転するのが重要だといえます。
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