ホンダN-BOXの弟分? 新型「N-WGN」は激化する軽市場で個性を発揮できるか
新型N-WGNのパワートレインや安全装備はどう変わった?
新型N-WGNのグレード展開は、標準モデルとカスタムモデルで各3グレードが存在します。パワートレインは、自然吸気エンジン(最高出力58馬力・WLTCモード燃費23.2km/L)、ターボエンジン(最高出力64馬力・WLTCモード燃費22.0km/L)の2種類です。
また、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。衝突を予測してブレーキをかける「衝突軽減ブレーキ」、誤って急加速するのを抑える「誤発進抑制機能」、車間を保って先行車を追従する「アダプティブ・クルーズ・コントロール」(渋滞追従機能付き)、などを搭載しています。
とくに、渋滞追従機能付きの「アダプティブ・クルーズ・コントロール」は、ホンダの軽自動車としては初採用。ノロノロ運転でも先行車を追従し、先行車が止まると合わせて停車までおこないます。
N-BOXの「クルーズコントロール」は速度が30km/h以下になるとキャンセルされますが、新型N-WGNは停止まで制御を続けることができます。
ほかにも、駐車でバックするとき障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」や、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車しつづける「オートブレーキホールド機能」といった機能も。細かいところでは、ハンドル位置を前後上下に調節できるほか、運転席の座席位置は、前後だけでなく高さの調節もすることができます。
N-WGNの評判について、ホンダの販売店スタッフは、次のように話します。
「新型N-WGNは、6月7日から先行予約を開始していました。実際に問合せを頂いたお客様からは、デザイン面が好評のほか、荷室の開口部が低くなったことがティザーサイトで公開されていたことから、使い勝手に関する話も頂いています。また、ライバル車との違いも気にされている人もいました」
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車両価格(消費税込)は、標準モデルが127万4400円から163万1880円、カスタムモデルは151万2000円から179万3880円です。
2019年は「軽自動車の年」といわれ、スーパーハイトワゴンのダイハツ新型タントや、ハイトワゴンの日産と三菱の共同開発車のデイズとeKワゴン/クロスが登場しています。
激化する軽自動車市場のなかで、新型N-WGNはライバルとは違った個性を持った、クルマといえるかもしれません。
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